乾燥肌とビタミンEはどう関係する?シワが気になる女性のための保湿・食事・美容ケア

乾燥肌は、角層の水分保持力や皮膚バリアが低下して水分が逃げやすくなることで起こります。ビタミンEは抗酸化に関わりますが、不足だけが原因ではありません。

乾燥するとシワまで気になるのはなぜ?

朝はそれほど気にならなかったのに、夕方になると目元や口元に細かな線が増えたように見える。保湿しても時間がたつとつっぱり、ファンデーションがシワに入り込む。そんな変化が続くと、「肌の中で何が起きているのだろう」と不安になりますよね。

乾燥肌では、皮膚のいちばん外側にある角層の水分が減り、外からの刺激を防ぐバリア機能も弱まりやすくなります。乾燥そのものが深いシワの唯一の原因というわけではありませんが、肌表面の細かな線を目立たせやすくし、紫外線や加齢による変化と重なると、年齢を感じやすい肌状態につながります。

乾燥肌はどうして起こる?

乾燥肌は、角層が水分を保つ力と、皮膚表面から水分が逃げるのを防ぐ力のバランスが崩れた状態です。原因は一つではなく、年齢、空気の乾燥、入浴や洗顔による皮脂の落としすぎ、摩擦、紫外線、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患が関係することがあります。

日本の乾皮症(皮脂欠乏症)の診療ガイドラインでも、乾燥肌は角層の水分保持機能や皮膚表面の保護機能が低下して起こると整理され、保湿剤が第一選択として推奨されています。

参考文献:English version of guidelines for the management of asteatosis 2021 in Japan 日本の乾皮症診療ガイドライン。保湿剤を第一選択として推奨。

ビタミンEの働きは?

ビタミンEは脂に溶けるビタミンで、体内では主に「抗酸化」に関わります。私たちの皮膚は、紫外線や大気汚染、日々の代謝などによって酸化ストレスを受けます。ビタミンEは、細胞膜にある脂質が酸化される連鎖反応を抑える働きを持つため、皮膚を酸化ストレスから守る仕組みの一部を担っています。

皮膚科領域のレビューでは、ビタミンEには抗酸化作用や光によるダメージを抑える可能性がある一方、乾燥肌や皮膚疾患に対する効果を明確に示す質の高い臨床試験は十分ではない、とされています。

参考文献:Vitamin E in dermatology 皮膚科領域におけるビタミンEの作用と臨床研究を整理したレビュー。

参考文献:Vitamin E: critical review of its current use in cosmetic and clinical dermatology 皮膚バリア安定化や光防御の可能性を整理しつつ、臨床試験不足を指摘したレビュー。

ビタミンEが不足すると乾燥肌になる?

「ビタミンEが少ないから肌が乾燥する」と単純に言い切ることはできません。乾燥肌は、皮膚バリア、年齢、環境、洗浄習慣、皮膚疾患など複数の要因で起こります。

ビタミンEは健康な皮膚の抗酸化防御に関わる重要な栄養素ですが、通常の食事をしている健康な人でビタミンE不足が乾燥肌の主原因になる、という強い臨床エビデンスはありません。したがって、乾燥を感じたときに最初に行うべきことは、サプリメントを増やすことではなく、保湿や洗い方を見直し、皮膚から水分が逃げにくい状態をつくることです。

ビタミンEを塗れば乾燥肌は改善する?

ビタミンEを配合した化粧品には保湿をうたうものが多くありますが、「ビタミンE単独を塗ることで乾燥肌がどの程度改善するか」を示す臨床試験は、意外に多くありません。

近年のレビューでは、ビタミンEを含む保湿製剤で皮膚水分量の増加や経皮水分蒸散量の低下が報告された研究が紹介されています。しかし、多くはビタミンE以外の保湿成分や基剤も一緒に使われているため、改善がビタミンEだけによるものとは断定できません。

つまり、ビタミンE配合化粧品を選ぶこと自体は一つの選択肢ですが、乾燥肌対策ではグリセリン、ワセリン、尿素、セラミドなどを含む保湿剤全体の設計や、自分の肌との相性の方が重要です。

参考文献:How to Promote Skin Repair? In-Depth Look at Pharmaceutical and Cosmetic Strategies ビタミンEを含む外用製剤と皮膚水分・バリア機能について整理したレビュー。

参考文献:Clinical Benefits of Basic Emollient Therapy for the Management of Patients With Xerosis Cutis 乾燥肌に対する保湿剤の臨床的有用性をまとめたレビュー。

ビタミンEを食べれば肌の乾燥は良くなる?

健康な女性がビタミンEを単独で摂取すると、乾燥肌が明確に改善することを示した強い臨床データは現時点では十分ではありません。

ビタミンEは必要な栄養素なので、まずは通常の食事から不足しないよう摂ることが基本です。米国国立衛生研究所(NIH)の資料では、14歳以上の成人の推奨量はα-トコフェロールとして1日15mgです。植物油、ナッツ類、種実類、ほうれん草などに含まれます。

ただし、高用量サプリメントを自己判断で多く摂れば肌がきれいになる、という根拠はありません。サプリメントは食事の代わりではなく、服薬中の方や持病のある方は医師・薬剤師への確認が必要です。

参考文献:Vitamin E – Health Professional Fact Sheet 米国NIH Office of Dietary SupplementsによるビタミンEの推奨量・食品源・安全性情報。

乾燥肌を整えるには何から始める?

乾燥肌対策では、「特定の美容成分を一つ足す」よりも、皮膚から水分を逃がさない生活をつくる方が重要です。次の方法は、ビタミンEの有無にかかわらず、乾燥しやすい肌の土台づくりとして取り入れやすい方法です。

洗顔や入浴で洗いすぎない

熱すぎるお湯や、強い洗浄剤で何度も洗うと、皮脂や角層の脂質まで落としやすくなります。乾燥が気になるときは、熱いお湯を避け、肌をこすらず、必要な部分だけをやさしく洗うことを意識しましょう。

一般的な乾燥肌の診療では、保湿剤による皮膚バリアの回復が基本とされています。洗ったあとに何もつけず長時間過ごすより、肌が乾き切る前に保湿する方が実践しやすい対策です。

参考文献:English version of guidelines for the management of asteatosis 2021 in Japan 乾皮症では保湿剤が第一選択とされる。

保湿剤はどう使う?

乾燥が目立つ部分には、化粧水だけで終わらせず、クリームや乳液などで水分が逃げにくい状態をつくります。特に入浴・洗顔後は、顔だけでなく首や口元、目元など乾燥しやすい場所も忘れずに保湿しましょう。

乾燥肌に対するレビューでは、保湿剤は皮膚水分量やバリア機能を改善し、乾燥の見た目や自覚症状を軽くするための基本治療として位置づけられています。製品ごとの差はあるため、高価さよりも刺激が少なく、毎日続けられるかを基準に選ぶことが大切です。

参考文献:Basic Emollients for Xerosis Cutis Not Associated With Atopic Dermatitis: A Review of Clinical Studies 各種保湿成分を含む乾燥肌向け製剤の臨床研究を整理したレビュー。

紫外線対策も必要?

シワまで気になる方は、乾燥対策と一緒に紫外線対策も外せません。紫外線は肌のコラーゲンなどに影響し、長期的な皮膚老化を進める要因です。

オーストラリアの成人903人を対象にした無作為化比較試験では、日焼け止めを毎日使った群は、必要なときだけ使った群より4.5年間の皮膚老化の進行が24%少なかったと報告されました。この研究は乾燥肌そのものを治療した試験ではありませんが、シワや光老化を防ぐ基本ケアとして日焼け止めを続ける根拠になります。

参考文献:Sunscreen and prevention of skin aging: a randomized trial 成人903人を4.5年間追跡した無作為化比較試験。

ビタミンEは食事からどう摂る?

特別な美容食を用意しなくても、ナッツ、種実、植物油、緑黄色野菜などを日々の食事に取り入れることでビタミンEを摂ることができます。

たとえば、間食を菓子だけにせず無塩のナッツを少量加える、サラダや料理に植物油を使う、野菜を一品増やす、といった方法なら続けやすいでしょう。ビタミンEだけに偏るのではなく、たんぱく質、ビタミンC、脂質なども含めて食事全体を整えることが大切です。

参考文献:Vitamin E – Health Professional Fact Sheet ビタミンEの主な食品源と推奨量。

ツバメの巣は乾燥やシワにどう関係する?

ここまでの対策は、保湿、洗い方、紫外線対策、食事という「肌を乾燥させにくくする基本」です。そのうえで、内側からの美容習慣にも関心がある方が選択肢として検討できる食品の一つが、食用ツバメの巣です。

2022年に発表された無作為化・二重盲検・プラセボ対照試験では、40~60歳の女性86人を、ツバメの巣エキス100mg/日群43人とプラセボ群43人に分け、12週間摂取しました。研究では機器によるシワ評価でツバメの巣エキス群に改善が認められ、著者らは抗シワ効果を報告しています。

ただし、皮膚弾力は12週時点でプラセボ群より低下した指標もあり、すべての肌項目が改善したわけではありません。また、これは特定のツバメの巣エキスを用いた試験であり、市販されているすべてのツバメの巣食品に同じ結果が当てはまるとは言えません。

参考文献:Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study 40~60歳女性86人が12週間摂取した無作為化・二重盲検・プラセボ対照試験。

ビタミンEとツバメの巣を一緒に考えるとどうなる?

ビタミンEとツバメの巣は、同じ働きをする成分ではありません。ビタミンEは抗酸化に関わる栄養素であり、ツバメの巣は糖たんぱく質などを含む食品です。そのため、「二つを組み合わせれば効果が何倍になる」といったことは、現時点の研究からは言えません。

一方で、乾燥やシワを一つの成分だけで解決しようとせず、外側からは保湿と紫外線対策、内側からはバランスのよい食事を整え、そのうえで美容食品を補助的に取り入れるという考え方は現実的です。

HESTIAPのツバメの巣ゼリーには、ツバメの巣エキスに加えてビタミンE含有植物油も原材料として配合されています。ただし、製品にビタミンEが含まれること自体が、乾燥肌やシワへの効果を保証するものではありません。商品を選ぶ際は、配合成分だけでなく、食生活全体や継続しやすさも含めて判断してください。

参考文献:HESTIAP ツバメの巣ゼリー 商品情報 公式商品ページの原材料表示では、ツバメの巣エキス、ビタミンE含有植物油などを確認できます。

ツバメの巣ゼリーを詳しく見てみる?

「外側からの保湿だけでなく、毎日の食習慣からも美容を意識したい」と感じた方は、ツバメの巣ゼリーの原材料や続け方を確認してみてもよいでしょう。

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よくあるご質問(FAQ)

Q1.ビタミンE不足が乾燥肌の原因ですか?

現時点では、ビタミンE不足が一般的な乾燥肌の直接的な原因になると示した臨床エビデンスはありません。
ビタミンEは脂溶性の抗酸化ビタミンで、皮膚にも存在しています。ただし、明らかなビタミンE欠乏は健康な人ではまれで、主に脂肪の吸収障害などがある場合に起こります。典型的な欠乏症状としては、末梢神経障害、運動失調、筋障害、網膜障害などが知られており、「乾燥肌」は代表的な欠乏症状として確立されていません。
一方、乾燥肌には、角層の水分保持力や皮膚バリア機能の低下、加齢、低湿度、洗浄などによる刺激、皮膚疾患など、複数の要因が関係します。
そのため、健康な人が乾燥を感じた場合に「ビタミンEが足りないから」と決めつけるのではなく、まずは保湿、洗いすぎを避けること、室内環境など基本的な乾燥肌対策を見直すことが大切です。
参考文献
National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements. Vitamin E: Fact Sheet for Health Professionals.
Augustin M, Wilsmann-Theis D, Körber A, et al. Diagnosis and treatment of xerosis cutis – a position paper. J Dtsch Dermatol Ges. 2019;17 Suppl 7:3-33.
2026/09/1 出口詩朋子

Q2.ビタミンE配合のクリームを使えば乾燥肌は改善しますか?

ビタミンEを含む保湿剤で乾燥状態が改善する可能性はありますが、その効果をビタミンEだけによるものと判断することはできません。
ビタミンEは長年スキンケア製品に使用され、皮膚バリアの安定化や抗酸化作用などが研究されています。一方、ビタミンEの皮膚への効果を検討したレビューでは、臨床的な使用量や適応を明確に判断できる質の高い比較試験はまだ限られているとされています。
また、トコトリエノールを多く含む保湿剤を、軽症〜中等症のアトピー性皮膚炎の子ども30人(平均年齢約2.8歳)に12週間使用した研究では、経皮水分蒸散量(TEWL)やかゆみなどの改善が報告されました。ただし、対照群のない試験で、通常の治療に追加する形で使用されており、製品にはビタミンE以外の成分も含まれます。「ビタミンE単独の保湿効果」を示した研究ではありません。
そもそも保湿剤は、グリセリン、ワセリン、油分など複数の成分が組み合わさって、角層の水分を保持したり、水分の蒸散を抑えたりします。
したがって、「ビタミンE配合」という表示だけで選ぶのではなく、製品全体の保湿力、刺激の少なさ、毎日続けやすい使用感なども含めて選ぶことが大切です。
参考文献
Thiele JJ, Ekanayake-Mudiyanselage S. Vitamin E in human skin: organ-specific physiology and considerations for its use in dermatology. Mol Aspects Med. 2007;28(5-6):646-667.
How KN, et al. Open-label, single-arm, single-center clinical study on the effectiveness and safety of a moisturizer containing tocotrienol-rich composition in children with mild to moderate atopic dermatitis. J Cosmet Dermatol. 2023.
Basic Emollients for Xerosis Cutis Not Associated With Atopic Dermatitis: A Review of Clinical Studies. 2025.
2026/09/1 出口詩朋子

Q3.ビタミンEをサプリで摂ればシワも減りますか?

現時点では、ビタミンE単独のサプリメントを飲むことで、すでにあるシワが明確に減ると示した臨床エビデンスは十分ではありません。
ビタミンEは抗酸化作用を持つことから、紫外線による皮膚ダメージとの関係が研究されてきました。しかし、健康な人がビタミンEを1日400 IU、6か月間摂取した二重盲検プラセボ対照試験では、紫外線で紅斑を起こす最小量などについて、プラセボ群との明確な差は認められませんでした。
ビタミンEの皮膚利用についてまとめたレビューでも、基礎研究では抗酸化・光防御などの可能性が示されている一方、特定の皮膚症状に対する有効量を明確にできる対照臨床試験は不足しているとされています。
また、ビタミンEは「多く摂ればよい」ものではありません。NIHによると、ビタミンEサプリメントの多くは通常の必要量を大きく上回る量を含み、高用量では出血リスクなどへの注意が必要です。
そのため、シワ対策を目的に高用量のビタミンEサプリメントを自己判断で摂ることはおすすめできません。まずは日々の食事から必要量を摂り、紫外線対策や保湿など、より根拠が確立した対策を優先しましょう。
参考文献
Werninghaus K, Meydani M, Bhawan J, et al. Evaluation of the photoprotective effect of oral vitamin E supplementation. Arch Dermatol. 1994.
Thiele JJ, Hsieh SN, Ekanayake-Mudiyanselage S. Vitamin E: critical review of its current use in cosmetic and clinical dermatology. Dermatol Surg. 2005.
National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements. Vitamin E: Fact Sheet for Health Professionals.
2026/09/1 出口詩朋子

Q4.ビタミンEはどんな食品から摂れますか?

ビタミンEは、植物油、ナッツ類、種実類、緑黄色野菜などさまざまな食品から摂取できます。
NIHの資料では、ビタミンE(α-トコフェロール)の主な食品源として、小麦胚芽油、ひまわり油などの植物油、ひまわりの種、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピーナッツ、ほうれん草、ブロッコリーなどが挙げられています。
例えば同資料では、アーモンド約28gに6.8mg、ひまわりの種約28gに7.4mg、ゆでたほうれん草2分の1カップに1.9mgのα-トコフェロールが含まれるとされています。
日本では「日本人の食事摂取基準(2025年版)」で、ビタミンEについて年齢・性別ごとの目安量と耐容上限量が定められています。30〜49歳女性の目安量は1日6.0mg、耐容上限量は1日700mgです(いずれもα-トコフェロールとして算定)。
特定の食品だけを大量に食べるのではなく、植物油、ナッツ、種実類、野菜などを普段の食事にバランスよく取り入れるのが現実的です。
参考文献
厚生労働省. 日本人の食事摂取基準(2025年版).
National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements. Vitamin E: Fact Sheet for Health Professionals.
2026/09/1 出口詩朋子

Q5.ツバメの巣ゼリーは乾燥肌に効きますか?

ツバメの巣については、肌の水分量を高める可能性を示したヒト研究が報告されています。ただし、「ツバメの巣ゼリーを食べれば乾燥肌が治る」とまでは言えません。
2026年に発表された無作為化比較試験では、健康な成人をツバメの巣を摂取する群と対照群に分け、90日間の変化を追跡しました。ツバメの巣群では対照群と比較して頬の角層水分量が有意に増加し、摂取前と比べて30日後に10.85%、90日後には26.19%増加しました。皮膚の弾力やコラーゲン密度などにも変化が報告されています。
ただし、この試験にはプラセボが設定されておらず(評価者側のみを盲検化)、対象人数も限られ、ツバメの巣を扱う企業から資金提供を受けています。著者ら自身も、より大規模な無作為化比較試験による確認が必要だと述べています。
また、この研究で使われたのは特定の調理済みツバメの巣製品であり、「ツバメの巣ゼリー」という剤形を評価した試験ではありません。健康な成人の肌の水分量を測定した研究であって、乾燥肌という疾患を治療した臨床試験でもありません。
そのため、個々のツバメの巣ゼリーについて「乾燥肌に効く」と判断するためには、その製品そのものを用いたヒト臨床試験が必要です。
現時点では、「ツバメの巣の経口摂取によって肌の水分量が増加したというヒト研究はあるが、すべてのツバメの巣製品で乾燥肌が改善すると確立したわけではない」と表現するのが適切です。
乾燥肌対策としては保湿や紫外線対策などを基本にし、ツバメの巣を含む美容食品は補助的な選択肢として考えるとよいでしょう。
参考文献
Zhang W, Wang D, Zhang Y, et al. Dietary edible bird’s nest improves skin hydration by upregulating EGFR-AQP5 pathway. J Funct Foods. 2026;140:107266.
Kim HM, Lee YM, Kim EH, et al. Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study. Front Pharmacol. 2022;13:843469.
2026/09/1 出口詩朋子

乾燥肌とビタミンEの関係はどう考えればよい?

ビタミンEは、皮膚を酸化ストレスから守る仕組みに関わる大切な栄養素です。一方で、乾燥肌はビタミンE不足だけで起こるものではなく、皮膚バリアの低下、年齢、環境、洗浄習慣など複数の要因が重なって生じます。

乾燥や細かなシワが気になるときは、まず保湿、やさしい洗顔・入浴、紫外線対策を整えること。ビタミンEは通常の食事から不足しないよう摂り、美容食品は基本ケアを補うものとして考えるのが、現在のエビデンスに沿った向き合い方です。

「何か一つで変える」より、「乾かさない、守る、整える」を毎日続ける。その積み重ねが、シワの目立ちにくい健やかな肌を目指す近道です。

※本記事は美容・健康に関する一般的な情報提供を目的としています。乾燥、赤み、かゆみ、湿疹などが強い場合や長く続く場合は、皮膚科などの医療機関にご相談ください。

著者情報
出口 詩朋子(でぐち しほこ)
乾燥肌・シワ研究チーム 研究員
ツバメの巣研究所 研究員
ATHENA株式会社(HESTIAP 美容リサーチャー)

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