シワとコラーゲンにはどんな関係がある?減少する理由と今日からできる対策

シワとコラーゲンは深く関係しています。年齢とともにコラーゲンはつくられにくくなり、紫外線で分解も進むため、肌を支える力が弱まりシワが深くなりやすくなります。

この記事の要約

  • 結論:コラーゲンの減少と断片化が、シワを深くする大きな要因になる
  • 根拠:80歳以上の皮膚ではコラーゲンの産生が低く、線維の断片化が多い
  • 注意点:塗る・飲むで直接補うより、紫外線から守ることが基本

「コラーゲンが減るとシワになる」と聞くけれど、実はよくわからない?

「コラーゲンが減るとシワになる」「コラーゲンで肌がぷるぷるに」。テレビや雑誌、化粧品やサプリメントの広告で、コラーゲンという言葉を聞かない日はないほどです。

でも、肌のコラーゲンがどこにあって、なぜ減るのか、食べたり塗ったりしたコラーゲンが本当に肌に届くのか、と聞かれると、はっきり答えるのは難しいのではないでしょうか。

40代を過ぎると、笑ったあとの線が戻りにくくなったり、口元や目元のハリが落ちてきたりと、「土台が弱くなった」と感じる変化が増えてきます。その変化の大きな鍵をにぎっているのが、肌の奥にあるコラーゲンです。

この記事では、コラーゲンがそもそもどんな成分なのか、シワとどう関わるのか、塗る・飲むで何が違うのか、そして今日からできる対策と注意点まで、研究でわかっている範囲にしぼってやさしく整理します。

コラーゲンとはそもそもどんな成分?

肌のどこにある成分?

コラーゲンは、皮膚や骨、腱(けん)などに多く含まれるたんぱく質です。肌では、表面の「表皮」の下にある「真皮(しんぴ)」に多く、細い線維が網目のように広がって、肌の強さやハリを支えています。

真皮のコラーゲンには主にⅠ型とⅢ型があり、「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」という細胞が新しいコラーゲンをつくっています。コラーゲンが「肌を支える柱」だとすると、ヒアルロン酸は柱のあいだを満たす「水分を抱えたクッション」のような存在です。ヒアルロン酸についてはヒアルロン酸とは?で解説しています。

コラーゲンはずっと同じものが残っている?

肌のコラーゲンは、一度つくられたらずっとそのままというわけではありません。新しくつくられる一方で、古いものは酵素によって分解され、少しずつ入れ替わっていると考えられています。若いころはこの「つくる」と「こわす」のバランスがとれていますが、年齢や紫外線の影響が重なると、こわす側にかたむきやすくなります。

コラーゲンとシワにはどんな関係がある?

年齢とともにコラーゲンはどう変わる?

年齢による変化は、人の皮膚を使った研究で確かめられています。2006年の研究では、18〜29歳の若い人と80歳以上の高齢者の、日光があまり当たらないおしりの皮膚を比べました。その結果、高齢者の皮膚では、コラーゲンのもとになる「Ⅰ型プロコラーゲン」をつくる量が若い人より少なく、真皮のコラーゲン線維も細く、断片化(細かく切れること)が多くみられました。

参考:Varani J, et al. Decreased collagen production in chronologically aged skin. Am J Pathol. 2006. PMID: 16723701

研究者らは、コラーゲン線維が切れると、線維芽細胞がコラーゲンにしっかりくっついて広がりにくくなり、新しいコラーゲンをつくる力も弱まる可能性を示しています。日光を避けてきた部分でも変化がみられたことから、年齢そのものが真皮の変化に関わると考えられます。

紫外線でコラーゲンはどうなる?

加齢と並んで大きいのが紫外線の影響です。1997年の研究では、人の皮膚に紫外線を当てると、コラーゲンを分解する酵素(MMP:マトリックスメタロプロテアーゼ)が増え、同時に新しいコラーゲンのもとがつくられにくくなることが確かめられました。「分解が増える」と「つくる量が減る」が重なることが、紫外線による肌の老化(光老化)につながると考えられています。

参考:Fisher GJ, et al. Pathophysiology of premature skin aging induced by ultraviolet light. N Engl J Med. 1997. PMID: 9358139

紫外線がコラーゲンを分解する仕組みや、UVAとUVBの違いについては、紫外線でシワが増えるのはなぜ?でくわしく解説しています。

線維が切れるとなぜシワが深くなる?

真皮のコラーゲン線維が減ったり切れたりすると、肌は押されたり折れ曲がったりしたあとに、元の形へ戻る力が弱くなります。その結果、表情でくり返し折れる場所に線が残りやすくなります。

2009年の研究では、80歳を超える人の皮膚は、21〜30歳の人に比べてⅠ型コラーゲン線維の断片化が多く、コラーゲンを分解する酵素MMP-1も多いことが示されました。さらに実験でコラーゲンを断片化させると、線維芽細胞の張り(引っぱる力)が弱まり、酸化ストレスとMMP-1が増えていました。

参考:Fisher GJ, et al. Collagen fragmentation promotes oxidative stress and elevates matrix metalloproteinase-1 in fibroblasts in aged human skin. Am J Pathol. 2009. PMID: 19116368

つまり、「コラーゲンが切れる→分解する酵素が増える→さらに切れる」という悪循環が起こる可能性があります。だからこそ、早いうちからコラーゲンをこわす原因を減らすことが大切だと考えられます。

シワはコラーゲンだけで決まる?

コラーゲンはシワに深く関わりますが、それだけでシワの深さが決まるわけではありません。顔の見た目の変化には、皮下脂肪の量や位置の変化、骨格の変化なども関わることが、顔の老化に関するレビューで整理されています。

参考:Kahn DM, Shaw RB. Overview of current thoughts on facial volume and aging. Facial Plast Surg. 2010. PMID: 20853225

また、乾燥で肌表面のきめが乱れると、細かな線も目立ちやすくなります。シワ対策では、「コラーゲンを守ること」と「うるおいを保つこと」の両方を意識しましょう。

研究を一覧にすると?

研究対象わかったこと
加齢とコラーゲン(2006年)18〜29歳と80歳以上の人の皮膚高齢者ではコラーゲンをつくる量が少なく、線維が細く断片化が多い
紫外線とコラーゲン(1997年)人の皮膚に紫外線を照射分解酵素が増え、新しいコラーゲンがつくられにくくなる
断片化の悪循環(2009年)21〜30歳と80歳超の人の皮膚・細胞断片化が分解酵素MMP-1を増やす
日焼け止めの試験(2013年)55歳未満の大人903人毎日塗ると肌老化の進み方が24%少ない

コラーゲンは塗る・飲むでどう違う?

塗るコラーゲンは真皮まで届く?

化粧品に入っているコラーゲンは、主に肌の表面で水分を抱え、うるおいを保つ「保湿成分」として使われています。コラーゲンを使った化粧品についてのレビューでも、保湿や肌を覆う膜をつくる性質が整理されています。

参考:Sionkowska A, et al. Collagen Based Materials in Cosmetic Applications: A Review. Materials (Basel). 2020. PMID: 32977407

一方で、一般に分子の大きさが500ダルトン(分子の重さの単位)をこえる物質は、肌のバリアを通りにくいとされています。

参考:Bos JD, Meinardi MM. The 500 Dalton rule for the skin penetration of chemical compounds and drugs. Exp Dermatol. 2000. PMID: 10839713

コラーゲンはこれよりずっと大きな分子なので、塗ったコラーゲンがそのまま真皮まで届いて、肌のコラーゲン線維になると考えるのは適切ではありません。「肌表面のうるおいを整える成分」と考えましょう。

飲んだコラーゲンはどうなる?

食べたり飲んだりしたコラーゲンも、そのままの形で肌に運ばれるわけではありません。消化される途中で、アミノ酸や、アミノ酸がいくつかつながった小さな「ペプチド」に分解されます。

ただし、すべてがバラバラになるわけではなく、コラーゲンを分解したもの(ゼラチン加水分解物)をとった人の血液から、「Pro-Hyp(プロリルヒドロキシプロリン)」などのコラーゲン由来のペプチドが見つかったと報告されています。

参考:Ohara H, et al. Comparison of quantity and structures of hydroxyproline-containing peptides in human blood after oral ingestion of gelatin hydrolysates from different sources. J Agric Food Chem. 2007. PMID: 17253720

こうしたペプチドが肌の細胞にどう働くかは研究が続いていますが、「コラーゲンを5g食べれば肌のコラーゲンが5g増える」という仕組みではありません。

コラーゲンサプリでシワは減る?

飲むコラーゲンについては、よい結果と慎重な評価の両方があります。2023年のメタ解析(複数の試験の結果を統合する分析)では、26件のランダム化比較試験、合計1,721人のデータをまとめ、加水分解コラーゲンをとったグループでは、プラセボより肌の水分量と弾力が改善していました。ただし著者らは、研究ごとのばらつきなどを指摘し、より大きな試験が必要としています。

参考:Pu SY, et al. Effects of Oral Collagen for Skin Anti-Aging: A Systematic Review and Meta-Analysis. Nutrients. 2023. PMID: 37432180

一方、2025年のメタ解析では、23件の試験、1,474人を資金の出どころや研究の質で分けて分析しました。すべてをまとめると水分量・弾力・シワに改善がみられたものの、企業の資金提供を受けていない試験や質の高い試験だけにしぼると、はっきりした効果は確認されませんでした。著者らは、肌の老化の予防や治療にコラーゲンサプリを使うことを支える臨床的な根拠は今のところない、と結論づけています。

参考:Myung SK, Park Y. Effects of Collagen Supplements on Skin Aging: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Am J Med. 2025. PMID: 40324552

つまりコラーゲンサプリは、「必ず効く」とも「まったく意味がない」とも言い切れない段階です。試す場合は、紫外線対策や保湿の代わりではなく、補助的な選択肢として考えるのが適切です。

コラーゲンを守るために今日からできることは?

コラーゲンを外から「足す」方法は、研究の上ではまだはっきりしない部分があります。だからこそ大切なのは、今ある肌のコラーゲンを「こわさない」ことです。

日焼け止めは毎日塗る?

コラーゲンを守るために、もっとも根拠がはっきりしている方法のひとつが紫外線対策です。オーストラリアで55歳未満の大人903人を約4年半追跡したランダム化比較試験では、日焼け止めを毎日塗ったグループは、自分の判断で塗ったグループより、肌の老化の進み方が24%少なかったと報告されています。

参考:Hughes MC, et al. Sunscreen and prevention of skin aging: a randomized trial. Ann Intern Med. 2013. PMID: 23732711

これは「今あるシワが消える」ことを示した研究ではなく、これからの光老化の進み方をおさえる効果を調べたものです。顔だけでなく首や手の甲にも塗り、汗をかいたあとは塗り直しましょう。日差しが強い日は、帽子や日傘、長袖も組み合わせると安心です。

保湿はコラーゲンに関係ある?

保湿で真皮のコラーゲンが増えるわけではありません。ただ、乾燥で角層の水分が足りなくなると、表面の細かな線が目立ちやすくなります。洗顔後や入浴後は、肌が乾ききる前に化粧水と乳液・クリームでうるおいを閉じこめましょう。

食事では何を意識する?

コラーゲンもたんぱく質なので、材料となるたんぱく質を肉、魚、卵、大豆製品などからしっかりとることが土台になります。また、ビタミンCは体の中でコラーゲンがつくられる過程に必要な栄養素です。ただし、たくさんとればその分コラーゲンが増えるという根拠はありません。食事全体のバランスを整えましょう。たんぱく質とシワの関係はタンパク質不足でシワは増える?で紹介しています。

医療で使われる外用薬はある?

光老化によるシワには、医療で使われるトレチノイン(ビタミンA誘導体の外用薬)に比較的しっかりした研究があります。2025年のメタ解析では、8件のランダム化比較試験、合計1,361人をまとめ、トレチノインは薬の成分を含まない基剤に比べて、細かいシワも深いシワも有意に改善していました。

参考:Huang HY, Lee LT. Tretinoin for Photodamaged Facial Skin: Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Dermatol Pract Concept. 2025. DOI: 10.5826/dpc.1504a5172

ただし、トレチノインは医薬品で、赤みや皮むけ、刺激が出ることがあり、妊娠中などは使用に注意が必要です。自己判断ではなく、皮膚科で相談しましょう。化粧品のレチノールについてはレチノールはシワに有効?で解説しています。

今日からの対策をまとめると?

タイミング対策ポイント
毎朝保湿のあとに日焼け止め首や手の甲まで塗る
外出時帽子・日傘・長袖汗をかいたら塗り直す
洗顔・入浴後化粧水+乳液・クリーム乾燥で細かな線を目立たせない
毎日の食事たんぱく質・野菜・果物ビタミンCもかたよらずとる
深いシワが気になるとき皮膚科で相談トレチノインなどの医療の選択肢

コラーゲンに関する注意点やデメリットはある?

「コラーゲン配合」なら真皮のコラーゲンが増える?

化粧品の「コラーゲン配合」は、主に保湿を目的にしたものです。真皮のコラーゲンを直接増やして深いシワを治すものではない、と知っておくと、広告の言葉に振り回されにくくなります。

コラーゲンサプリで気をつけることは?

コラーゲンサプリの原料には、魚、豚、牛などさまざまな由来があります。食物アレルギーのある方は、原材料をよく確認しましょう。また、研究の結果はまだ一致しておらず、続けるには費用もかかります。持病がある方、薬を飲んでいる方、妊娠中・授乳中の方は、医師や薬剤師に相談すると安心です。過去の紫外線や年齢による変化を、ひとつの製品だけで元に戻すことはできないと考えておきましょう。

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ツバメの巣はコラーゲンとどう関係する?

紫外線対策や食事でコラーゲンを守りながら、「内側からもハリを支えたい」と感じる方に知っていただきたいのが、食用のツバメの巣です。実はツバメの巣については、肌のコラーゲンに関わる研究がいくつも行われています。

コラーゲンの分解と産生への影響は?

2021年の韓国の研究では、紫外線(UVB)を当てた毛のないマウスと人の皮膚の細胞を使い、ツバメの巣の抽出物の働きを調べました。その結果、コラーゲンを分解する酵素(MMP)に関わる流れがおさえられ、コラーゲンをつくる流れが活発になったと報告されています。肌の水分量の増加や、抗酸化の働きもみられました。

参考:Kim OK, et al. Standardized Edible Bird’s Nest Extract Prevents UVB Irradiation-Mediated Oxidative Stress and Photoaging in the Skin. Antioxidants (Basel). 2021. PMID: 34573084

2022年の別の研究でも、紫外線を当てた毛のないマウスにツバメの巣を含むエサを与えると、コラーゲンやエラスチン(弾力線維)の発現が増え、肌の水分量も高くなっていました。

参考:Park S, et al. The Protective Effect of Edible Bird’s Nest against the Immune-senescence Process of UVB-irradiated Hairless Mice. Photochem Photobiol. 2022. PMID: 34808003

これらは動物と細胞での研究で、人で同じ効果を確かめたものではありません。それでも、シワの原因である「コラーゲンの分解」に関わる働きが報告されていることは注目されます。

人での研究はある?

人を対象にした研究もあります。2026年に報告された研究では、25〜50歳の健康な大人70人を、ツバメの巣を毎日とるグループと通常の食事のグループに無作為に分けて90日間比べ(69人が完了)、角層の水分量、弾力、つやに加えて、真皮のコラーゲン密度の指標も改善したと報告されています。なお、この試験はプラセボを使っておらず、ツバメの巣の企業から資金提供を受けています。

参考:Zhang W, et al. Dietary edible bird’s nest improves skin hydration by upregulating EGFR-AQP5 pathway. J Funct Foods. 2026.

また、2022年の韓国のランダム化二重盲検プラセボ対照試験では、40〜60歳の女性(解析対象86人)がツバメの巣抽出物またはプラセボを1日1回、12週間とり、ツバメの巣のグループでシワの指標がプラセボより有意に改善しました。なお、肌の水分量と弾力には、グループ間で有意な差はみられませんでした。

参考:Kim HM, et al. Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study. Front Pharmacol. 2022. PMID: 35355724

ツバメの巣ゼリーには何が入っている?

HESTIAPのツバメの巣ゼリーには、ツバメの巣エキスに加えて、パイナップル果実抽出物由来のセラミドが配合されています。マンゴー味のスティックゼリーなので、毎日の習慣にしやすいのも特長です。

参考:ツバメの巣ゼリー HESTIAP 商品情報

日焼け止めや毎日の食事の代わりになるものではありませんが、コラーゲンを守る基本のケアに「内側からのケア」を上乗せしたい方の選択肢のひとつです。

ツバメの巣ゼリーを続けている方の声は?

ハリのなさが気になっていた方から、こんな声をいただいています。


30代・Tさん

(前略)

最初の1〜2週間は特に変化は感じられませんでした。

3週間頃から、以前から気になっていた口元のほうれい線部分に少しハリを感じるようになりました。(後略)


50代・Nさま

(前略)

年を重ねるごとに増える肌の悩み…美容部員さんに勧められた高価なパックや美容液も効果は薄く気分は↓↓

(中略)

肌にハリが出てきたのかしみ、くすみ等隠そう隠そうと厚化粧になってたのが薄化粧でも気にならなくなりました。(後略)


※上記は個人の感想です。すべての方に同じ変化や実感が生じることを示すものではありません。

紫外線対策や食事でコラーゲンを守るケアに加えて、内側からのケアも試してみたいと感じた方は、商品の詳しい内容をご覧ください。

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まとめ:シワとコラーゲンにはどんな関係がある?

シワとコラーゲンは深く関係しています。年齢とともに真皮のコラーゲンはつくられにくくなり、80歳以上の人の皮膚では線維が細く、断片化も多くみられました。さらに紫外線はコラーゲンを分解する酵素を増やし、切れた線維がさらに分解を招く悪循環も報告されています。塗るコラーゲンは主に保湿成分で、飲むコラーゲンは研究の評価が分かれています。だからこそ、毎朝の日焼け止めで今あるコラーゲンを守り、保湿とたんぱく質をとる食事を続けることが、今日からできるいちばん確実な対策です。

※本記事は美容・健康に関する一般的な情報提供を目的としています。皮膚症状の診断・治療を目的とするものではありません。医薬品を検討する場合や肌トラブルが続く場合は、医療機関にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q1.コラーゲンが減ると必ずシワが増えるのですか?

必ずとは言えませんが、コラーゲンの減少や断片化はシワを深くする大きな要因です。高齢者の皮膚では線維の断片化が多く、分解酵素MMP-1も多いことがわかっています。ただし顔の見た目には、皮下脂肪や骨格の変化も関わります。紫外線対策や保湿など、複数の面からケアすることが大切です。
参考文献
Fisher GJ, et al. Collagen fragmentation promotes oxidative stress and elevates matrix metalloproteinase-1 in fibroblasts in aged human skin. Am J Pathol. 2009. PMID: 19116368
Kahn DM, Shaw RB. Overview of current thoughts on facial volume and aging. Facial Plast Surg. 2010. PMID: 20853225
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q2.コラーゲンを食べると、そのまま肌のコラーゲンになりますか?

いいえ、そのまま肌のコラーゲンになるわけではありません。食べたコラーゲンは消化の途中でアミノ酸や小さなペプチドに分解されます。人の血液からはPro-Hypなどのコラーゲン由来ペプチドが見つかっていますが、食べた量がそのまま肌のコラーゲンになる仕組みではありません。
参考文献
Ohara H, et al. Comparison of quantity and structures of hydroxyproline-containing peptides in human blood after oral ingestion of gelatin hydrolysates from different sources. J Agric Food Chem. 2007. PMID: 17253720
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q3.コラーゲンサプリはシワ対策におすすめですか?

必ずおすすめできるとは言えません。26件の試験をまとめたメタ解析では水分量と弾力の改善がみられましたが、23件を分析した別のメタ解析では、企業の資金提供のない試験や質の高い試験にしぼると効果ははっきりしませんでした。試すなら、紫外線対策や保湿の上乗せとして考えましょう。
参考文献
Pu SY, et al. Effects of Oral Collagen for Skin Anti-Aging: A Systematic Review and Meta-Analysis. Nutrients. 2023. PMID: 37432180
Myung SK, Park Y. Effects of Collagen Supplements on Skin Aging: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Am J Med. 2025. PMID: 40324552
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q4.塗るコラーゲンでシワは改善しますか?

乾燥による細かな線を目立ちにくくする助けにはなりますが、真皮のコラーゲンを補うものではありません。化粧品のコラーゲンは主に肌表面で水分を保つ保湿成分です。一般に500ダルトンをこえる大きな分子は肌のバリアを通りにくいとされ、コラーゲンはそれよりずっと大きな分子です。
参考文献
Sionkowska A, et al. Collagen Based Materials in Cosmetic Applications: A Review. Materials (Basel). 2020. PMID: 32977407
Bos JD, Meinardi MM. The 500 Dalton rule for the skin penetration of chemical compounds and drugs. Exp Dermatol. 2000. PMID: 10839713
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q5.ツバメの巣を食べると肌のコラーゲンは増えますか?

増える可能性を示す研究があります。25〜50歳の70人が90日間とった研究では、真皮のコラーゲン密度の指標が改善しました。ただしプラセボを使わない試験で、企業の資金提供を受けています。紫外線を当てたマウスや細胞の研究でも、コラーゲン分解に関わる流れがおさえられました。今後の研究が期待されます。
参考文献
Zhang W, et al. Dietary edible bird’s nest improves skin hydration by upregulating EGFR-AQP5 pathway. J Funct Foods. 2026.
Kim OK, et al. Standardized Edible Bird’s Nest Extract Prevents UVB Irradiation-Mediated Oxidative Stress and Photoaging in the Skin. Antioxidants (Basel). 2021. PMID: 34573084
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

著者情報

中西 政文(なかにし まさふみ)

乾燥肌・シワ研究チーム 代表

ツバメの巣研究所 所長

ATHENA株式会社 代表取締役(HESTIAP 代表)

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