乾燥肌に日焼け止めは負担?毎日塗っても大丈夫?研究から分かる本当のところ

乾燥肌でも日焼け止めは毎日塗って大丈夫です。日焼け止めでかぶれる人は多くなく、むしろ紫外線のほうが肌のバリアを弱めることが研究で報告されています。

この記事の要約

  • 結論:乾燥肌でも日焼け止めは毎日塗ってよい
  • 根拠:紫外線はバリアを弱め、毎日塗ると肌老化がゆるやかに
  • 注意点:合わない成分はあるので、選び方と落とし方が大切

「日焼け止めで肌が乾く気がする…」と迷っていませんか?

「日焼け止めは肌に負担がかかるから、乾燥肌の人は毎日塗らないほうがいい」。そんな話を、SNSや雑誌で見かけたことはありませんか。一方で、「日焼け止めは一年中、毎日塗るべき」という声もよく聞きます。どちらも自信たっぷりに書かれていると、「結局どっちが正しいの?」と迷ってしまいますよね。

特に乾燥肌の方は、日焼け止めを塗ったあとに頬がつっぱったり、夕方になると口元や目元が粉をふいたように見えたりした経験があるかもしれません。「もしかして、日焼け止めのせいで乾燥しているのでは」と感じて、晴れた日だけにしたり、塗る量を減らしたりしている方もいらっしゃると思います。

40代になると、乾燥による小じわも気になりはじめるからこそ、「本当に必要なケア」を正しく知っておきたいですよね。

この記事では、乾燥肌と日焼け止めの関係について、「研究で分かっていること」と「ひとつの見方にすぎないこと」を分けて、できるだけやさしい言葉でお伝えします。

乾燥肌でも日焼け止めは毎日塗っていい?

結論からお伝えすると、乾燥肌でも日焼け止めは毎日塗って大丈夫です。むしろ、乾燥肌の方にこそ続けてほしい習慣です。

理由は3つあります。紫外線そのものが肌のいちばん外側にある角層(かくそう)のバリアを弱めること、日焼け止めを毎日塗り続けた人で肌の老化の進み方がゆるやかだった試験があること、そして日焼け止めでかぶれる人は全体から見ると多くないとされていることです。

ただし、どの日焼け止めでも同じというわけではありません。人によっては合わない成分もありますし、使い心地や落とし方によって、乾燥を感じやすくなることもあります。大切なのは「塗るか、塗らないか」ではなく、「どう選んで、どう使うか」です。くわしく見ていきましょう。

なぜ毎日塗っても大丈夫といえる?

紫外線は肌のバリアを弱める?

角層は、ラップのように肌の表面をおおい、水分が逃げるのを防いだり、外からの刺激をさえぎったりしています。この働きを「バリア機能」といいます。乾燥肌は、このバリア機能が弱まりやすい状態です。

アメリカの研究チームが、人の皮膚から取り出した角層に実験室で太陽光に近い紫外線を当てて調べた研究では、角層のかたさそのものはあまり変わらなかった一方で、角層の強さや、細胞どうしがくっつく力が大きく低下していました。研究者らは、細胞のすき間をうめる脂質(あぶら)や、細胞どうしをつなぐ部分が傷つくことで、角層のバリアが弱まると結論づけています。

参考:Biniek K, et al. Solar UV radiation reduces the barrier function of human skin. Proc Natl Acad Sci USA. 2012. PMID: 23027968

これは取り出した角層での実験で、ふだんの生活での影響の大きさまでは分かりません。

人で調べた研究もあります。20〜35歳の健康な韓国人男性15人に人工的な太陽光の紫外線を当てた研究では、照射後に肌から逃げる水分の量(TEWL:経皮水分蒸散量)が増え、水分を保つ力が下がりました。

参考:Lee SH, et al. Change of biophysical properties of the skin caused by ultraviolet radiation-induced photodamage in Koreans. Skin Res Technol. 2008. PMID: 18211607

対象は若い男性ですが、「紫外線とうるおいは無関係ではない」ことを示すデータです。紫外線がシワにつながる仕組みは、紫外線でシワが増えるのはなぜ?でくわしく解説しています。

毎日塗り続けると肌はどうなる?

「毎日塗ると肌に負担がかかる」という心配に対して、ひとつの答えになるのが、オーストラリアで行われたランダム化比較試験です。55歳未満の大人903人を、日焼け止めを毎日塗るグループと、自分の判断で塗るグループなどに分け、約4年半にわたって手の甲の肌のきめの変化を調べました。

その結果、毎日塗ったグループでは肌の老化が進んだ様子がみられず、自分の判断で塗ったグループと比べて、老化の進み方が24%少ないという結果でした。

参考:Hughes MC, et al. Sunscreen and prevention of skin aging: a randomized trial. Ann Intern Med. 2013. PMID: 23732711

乾燥肌を調べた試験ではありませんが、「毎日」4年半続けても肌の老化がむしろゆるやかだった結果は、毎日使うことへの安心材料になると考えられます。

日焼け止めでかぶれる人は多い?

多くはないとされています。日焼け止めによるアレルギーの研究をまとめた2006年の総説(多くの研究を整理した論文)によると、北米で、肌にふれたものでアレルギー性のかぶれ(アレルギー性接触皮膚炎)を起こした例のうち、日焼け止めが原因だったのは1%未満でした。

参考:Scheuer E, Warshaw E. Sunscreen allergy: A review of epidemiology, clinical characteristics, and responsible allergens. Dermatitis. 2006. PMID: 16800271

一方で、同じ総説は、日焼け止めが「光アレルギー(日光に当たったときに起こるかぶれ)」の原因としては、よく見られるものの一つだとも述べています。「誰にでも起こるわけではないが、起こる人もいる」と受けとめるのが正確です。

皮膚科の専門家は乾燥肌にどうすすめている?

米国皮膚科学会(AAD)は、乾燥肌をやわらげるためのアドバイスの中で、SPF30以上で、広い範囲の紫外線を防ぎ、水に強い日焼け止めを使うことを挙げています。乾燥肌の人に「日焼け止めをひかえましょう」とはしていません。

参考:American Academy of Dermatology. Dermatologists’ top tips for relieving dry skin.(Webサイト)

また、肌の老化を早めないための方法として、服でおおわれていない肌に毎日日焼け止めを塗ること、そして毎日顔に保湿剤を塗ることをすすめています。保湿剤は肌に水分をとどめる働きがあるとしています。

参考:American Academy of Dermatology. 11 ways to reduce premature skin aging.(Webサイト)

研究を一覧にすると?

研究対象わかったこと
紫外線と角層(2012年)人から取り出した角層紫外線で角層の強さ・細胞どうしの結びつきが低下
紫外線と水分(2008年)20〜35歳の男性15人照射後にTEWLが増え、水分を保つ力が低下
毎日の日焼け止め(2013年)55歳未満の大人903人毎日塗ると肌老化の進み方が24%少ない
かぶれの総説(2006年)北米のデータアレルギー性のかぶれのうち日焼け止めは1%未満

「日焼け止めは肌に負担」といわれるのはなぜ?

では、なぜ「日焼け止めは乾燥肌に負担」という声が出てくるのでしょうか。研究で確かめられている部分と、ひとつの見方にとどまる部分を分けて整理します。

合わない成分がある人は本当にいる?

これは研究で確かめられています。日焼け止めの副作用をまとめた2014年の総説では、紫外線を防ぐ成分として働く化学物質は約120種類あり、その中では「ベンゾフェノン類」と「ジベンゾイルメタン類」が、アレルギー性・光アレルギー性のかぶれの原因として多く報告されていると述べています。さらに、紫外線を防ぐ成分ではない、ほかの配合成分が原因になる反応も多いと指摘しています。

参考:Heurung AR, et al. Adverse reactions to sunscreen agents: epidemiology, responsible irritants and allergens, clinical characteristics, and management. Dermatitis. 2014. PMID: 25384223

つまり、「日焼け止めはみんなにとって負担」なのではなく、「一部の人には合わない成分がある」ということです。塗ったあとに赤み、かゆみ、ぶつぶつなどが出る場合は使うのをやめて、皮膚科で相談しましょう。

使い心地が「乾燥する」印象につながる?

日焼け止めの中には、さっぱりとした使い心地にするためにアルコールを多く含むものがあります。米国皮膚科学会も、乾燥肌の人は、アルコール(手指消毒剤は除く)や香料を含む製品を避けるようすすめています。こうした製品を乾燥肌の方が使うと、つっぱりを感じやすいことがあると考えられます。

また、水や汗に強いタイプの密着感が「肌に負担がかかっていそう」という印象につながることもあるかもしれません。こちらは研究で確かめられたことではなく、ひとつの見方です。使い心地が合わないときは、日焼け止めをやめるのではなく、別のタイプを試してみましょう。

落とすときの洗いすぎが原因のことも?

「日焼け止めはしっかり落とさないといけない」と考えて、洗浄力の強いクレンジングで念入りにこすり洗いをしている方もいるかもしれません。洗いすぎや摩擦は、肌のうるおいを守る脂質まで落としてしまうおそれがあります。「日焼け止めを塗ると乾燥する」と感じる理由の中には、日焼け止めそのものではなく、落とし方が関わっている場合もあると考えられます。これは私たちの見解ですが、洗い方と乾燥の関係については、洗顔とメイクで乾燥肌になる?で研究とあわせて解説しています。

「ビタミンDが不足する」という心配は?

「日焼け止めを毎日塗ると、ビタミンDがつくられなくなる」という心配もよく聞かれます。これについては、まとまった研究があります。76の研究を整理した2019年のシステマティックレビュー(決まった方法で研究を集めて評価した論文)では、実験室で人工の紫外線を当てた研究では日焼け止めがビタミンDの産生を大きく減らした一方、実際の生活で毎日日焼け止めを塗ったランダム化比較試験では、ビタミンDの血中濃度に影響はみられませんでした。観察研究の多くでも、関連はみられませんでした。

参考:Neale RE, et al. The effect of sunscreen on vitamin D: a review. Br J Dermatol. 2019. PMID: 31069788

研究者らは、ふだんの使い方では影響は小さいとまとめています。ただし、試験で使われた日焼け止めはSPF16前後で、今広くすすめられている高いSPFの製品での試験はまだないとも述べています。

「家の中や曇りの日は塗らなくていい」は本当?

窓ガラスは日焼けを起こすUVBをほぼ防ぎますが、肌の奥まで届くUVAの多くは通すことが分かっています。窓ぎわで長く過ごす日は、対策したほうが安心です。くわしくは家の中でも紫外線対策は必要?をご覧ください。

乾燥肌に合う日焼け止めの選び方・使い方は?

どんなタイプを選べばいい?

日焼け止めが紫外線を防ぐしくみには、大きく2つあります。紫外線を吸収する「紫外線吸収剤」と、紫外線をはね返す「紫外線散乱剤」です。散乱剤には「酸化亜鉛」や「酸化チタン」があり、日本では「ノンケミカル」「紫外線吸収剤不使用」などと表示されていることが多いです。

米国皮膚科学会は、敏感な肌の人には、酸化亜鉛や酸化チタンを使ったミネラル(散乱剤)タイプをすすめています。また、SPF30以上を目安とし、SPF30で肌を赤くする紫外線(UVB)のおよそ97%を防げると説明しています。

参考:American Academy of Dermatology. How to decode a sunscreen label.(Webサイト)

日本の日焼け止めでは、UVAを防ぐ力が「PA+〜PA++++」で表示されています。刺激を感じやすい方は、散乱剤タイプで、しっとりした乳液・クリーム状の、香料なしのものから試すのがひとつの方法です。新しいものは、腕の内側に少し塗って様子を見てから使うと安心です。

保湿と日焼け止めはどの順番?

朝は、化粧水や乳液、クリームで保湿をしてから日焼け止めを塗りましょう。保湿が肌になじんでから重ねると、ムラになりにくくなります。保湿の順番の考え方は、化粧水→美容液→乳液の順番で合ってる?で整理しています。

どのくらいの量を塗ればいい?

米国皮膚科学会は、顔には少なくとも小さじ1杯ほど、人さし指と中指の長さくらいの量を目安としています。外にいるときは2時間ごとに、泳いだり汗をかいたりしたあとはすぐに塗り直すことをすすめています。

参考:American Academy of Dermatology. How to apply sunscreen.(Webサイト)

一度にたくさん塗るとべたつく場合は、半分ずつ2回に分けて重ね、手のひらでやさしく押さえるように広げましょう。

夜はどう落とせばいい?

日焼け止めは、その日のうちに落としましょう。米国皮膚科学会は、肌をやさしく洗うこと、こすり洗いは肌を刺激して老化を早めることがあると注意しています。

参考:American Academy of Dermatology. 11 ways to reduce premature skin aging.(Webサイト)

落とし方は商品によって違うため、パッケージの表示を確認し、必要以上に強いクレンジングは避けましょう。洗ったあとは、肌が乾ききる前に保湿をします。

毎日の流れをまとめると?

場面やることポイント
朝の洗顔後化粧水・乳液やクリームで保湿なじんでから日焼け止めへ
日焼け止め顔に小さじ1杯ほどを2回に分けてSPF30以上・PA表示のあるもの
外出中2時間を目安に塗り直す汗をかいたあとはすぐに
夜表示に合った方法でやさしく落とすこすらない・洗いすぎない
洗顔後すぐに保湿する乾ききる前に
赤み・かゆみ使用をやめて皮膚科へ成分が合っていない可能性

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紫外線を浴びる肌に、ツバメの巣はどう役立つ?

乾燥肌のケアの基本は、毎日の日焼け止めと保湿です。そのうえで、「肌のうるおいを内側からも支えたい」と考える方に知っていただきたいのが、食用のツバメの巣です。日焼け止めと組み合わせた効果を調べた研究はまだありませんが、紫外線を浴びた肌や、人の肌のうるおいについては、研究が積み重ねられています。

紫外線を浴びた肌での研究は?

紫外線(UVB)を当てた毛のないマウスと、人の皮膚の細胞を使った2021年の研究では、ツバメの巣のエキスによって肌の水分量が増え、ヒアルロン酸をつくる働きやセラミドをつくる酵素の働きが高まったと報告されています。コラーゲンを分解する酵素の働きをおさえ、コラーゲンをつくる働きを高める変化もみられました。

参考:Kim OK, et al. Standardized Edible Bird’s Nest Extract Prevents UVB Irradiation-Mediated Oxidative Stress and Photoaging in the Skin. Antioxidants (Basel). 2021. PMID: 34573084

また、紫外線を当てた毛のないマウスにツバメの巣を含むエサを与えた研究では、肌の水分量が増え、肌から逃げる水分の量(TEWL)が下がり、うるおいに関わるたんぱく質フィラグリンなどの発現が増えたと報告されています。

参考:Park S, et al. The Protective Effect of Edible Bird’s Nest against the Immune-senescence Process of UVB-irradiated Hairless Mice. Photochem Photobiol. 2022. PMID: 34808003

これらは動物や細胞での研究で、人で同じことが起こると確かめたものではありません。

人での研究は?

25〜45歳の健康な女性92人を、ツバメの巣の高用量・低用量・対照の3つのグループに分けて12週間比べた2025年の研究では、高用量のグループで肌の水分量が22.14%、弾力が5.89%増え、深いシワが18.47%減ったと報告されています。

参考:Yu S, et al. The antiaging effect of edible bird’s nest on the skin of healthy women: a randomized controlled trial. Food Sci Hum Wellness. 2025. DOI: 10.26599/FSHW.2025.9250818

一方、40〜60歳の韓国の女性を対象にしたランダム化二重盲検プラセボ対照試験(解析86人)では、ツバメの巣抽出物を1日1回12週間とったグループで、シワの指標がプラセボより有意に改善しましたが、肌の水分量と弾力にはグループ間で有意な差はみられませんでした。

参考:Kim HM, et al. Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study. Front Pharmacol. 2022. PMID: 35355724

研究によって結果が異なる点も含めて、ツバメの巣は日焼け止めや保湿の「代わり」ではなく、毎日のケアに「上乗せ」する内側からのケアとして考えるのがよいでしょう。

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50代・Nさま

(前略)

10日ほどたったころからなんとなく肌の調子が良いカンジが…

乾燥が気にならなくなり化粧のりが良くなってきました。(後略)


※上記は個人の感想です。すべての方に同じ変化や実感が生じることを示すものではありません。

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まとめ:乾燥肌に日焼け止めは負担?毎日塗っても大丈夫?

乾燥肌でも、日焼け止めは毎日塗って大丈夫です。紫外線は角層のバリアを弱め、肌から水分を逃がしやすくすることが報告されており、日焼け止めを毎日塗った大人903人の試験では、肌の老化の進み方が24%少なくなりました。かぶれが起こることはありますが全体から見ると多くはなく、ビタミンDへの影響もふだんの使い方では小さいと考えられています。「乾燥する」と感じるときは、アルコールの多さや落とすときの洗いすぎが関わっていることもあります。刺激が気になる方は散乱剤タイプや香料なしのものを選び、保湿をしてから塗り、夜はやさしく落とす。この流れで、乾燥肌の方も安心して毎日続けやすくなります。

※本記事は美容・健康に関する一般的な情報提供を目的としています。皮膚症状の診断・治療を目的とするものではありません。強い赤み、痛み、かゆみ、湿疹などが続く場合は医療機関にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q1.乾燥肌でも日焼け止めは毎日塗ったほうがよいですか?

はい、毎日塗ることをおすすめします。55歳未満の大人903人の試験では、日焼け止めを毎日塗ったグループは、自分の判断で塗ったグループより、約4年半の肌の老化の進み方が24%少ない結果でした。保湿をしてから塗ると、乾燥も感じにくくなります。
参考文献
Hughes MC, et al. Sunscreen and prevention of skin aging: a randomized trial. Ann Intern Med. 2013. PMID: 23732711
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q2.日焼け止めでかぶれることは多いですか?

多くはありません。日焼け止めのアレルギーをまとめた総説では、北米でアレルギー性のかぶれを起こした例のうち、日焼け止めが原因だったのは1%未満でした。ただし、日光に当たって起こるかぶれの原因にはなりやすいため、赤みやかゆみが出たら使用をやめて皮膚科に相談しましょう。
参考文献
Scheuer E, Warshaw E. Sunscreen allergy: A review of epidemiology, clinical characteristics, and responsible allergens. Dermatitis. 2006. PMID: 16800271
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q3.乾燥肌にはどんな日焼け止めが向いていますか?

刺激が気になる方には、酸化亜鉛や酸化チタンを使った散乱剤(ミネラル)タイプが選択肢です。米国皮膚科学会は、敏感な肌の人にこのタイプをすすめ、SPF30以上を目安としています。つっぱりを感じる方は、乳液やクリームのようなしっとりしたタイプを試してみてください。
参考文献
American Academy of Dermatology. How to decode a sunscreen label.(Webサイト)
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q4.日焼け止めを毎日塗るとビタミンDが不足しますか?

ふだんの使い方では、影響は小さいと考えられています。76の研究をまとめたレビューでは、実際の生活で毎日日焼け止めを塗った試験で、ビタミンDの血中濃度への影響はみられませんでした。ただし、高いSPFの製品での試験はまだありません。心配な方は医師に相談しましょう。
参考文献
Neale RE, et al. The effect of sunscreen on vitamin D: a review. Br J Dermatol. 2019. PMID: 31069788
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q5.ツバメの巣は紫外線を浴びた肌のうるおいに役立ちますか?

研究が進んでいる段階です。紫外線を当てたマウスと人の皮膚細胞の研究では、肌の水分量の増加やヒアルロン酸をつくる働きの高まりが報告されています。人では、25〜45歳の女性92人の研究で高用量のグループの肌の水分量が22.14%増えました。日焼け止めに上乗せするケアと考えましょう。
参考文献
Kim OK, et al. Standardized Edible Bird’s Nest Extract Prevents UVB Irradiation-Mediated Oxidative Stress and Photoaging in the Skin. Antioxidants (Basel). 2021. PMID: 34573084
Yu S, et al. The antiaging effect of edible bird’s nest on the skin of healthy women: a randomized controlled trial. Food Sci Hum Wellness. 2025. DOI: 10.26599/FSHW.2025.9250818
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

著者情報

中西 政文(なかにし まさふみ)

乾燥肌・シワ研究チーム 代表

ツバメの巣研究所 所長

ATHENA株式会社 代表取締役(HESTIAP 代表)

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