シワケア
あごの「梅干しジワ」はなぜできる?原因と40代からできるケアを科学的に解説

あごの梅干しジワは、皮ふに直接つながる「オトガイ筋」が強く縮んでできるシワです。年齢とともに脂肪やコラーゲンが減ると、力をぬいても残りやすくなります。
この記事の要約
- 結論:オトガイ筋の力みが主な原因で、加齢による土台の変化で残りやすい
- 根拠:筋肉のすじがあごの皮ふにつながり、縮むと皮ふを引っぱると報告
- 注意点:力みをゆるめるケアの効果は未検証。医療は医師に相談を
あごの梅干しジワが気になるのはなぜ?
ふと鏡を見たとき、口を閉じたあごの先に、梅干しの表面のような細かいデコボコが浮かんでいて、どきっとしたことはありませんか。
写真に写った口元を見て「こんなシワ、前からあったかな」と感じることもあるでしょう。40代になると、目尻やほうれい線だけでなく、あごのような思いがけない場所の変化にも気づきやすくなります。
梅干しジワは、目元やほうれい線のシワにくらべて情報が少なく、「何が原因なのか」「自分で何かできるのか」が分かりにくいシワでもあります。この記事では、梅干しジワができる仕組みを「研究で分かっていること」と「まだ分かっていないこと」に分けて、できるだけやさしい言葉でお伝えします。今日から始められるケアもまとめましたので、できそうなものから試してみてください。
あごの梅干しジワとは?
梅干しジワとは、口を閉じたときに、あごの先の皮ふに細かいくぼみやデコボコができる状態のことです。見た目が梅干しの表面に似ていることから、こう呼ばれています。海外では、石だたみの道に見立てて「コブルストーン・チン(石だたみのあご)」と呼ばれることもあります。
このシワは、口をぎゅっと閉じたときや、何かを飲みこむときに目立ちやすく、力をぬくと薄くなるのが特徴です。ただし年齢を重ねると、力をぬいていても残るようになることがあります。
マリオネットラインとはどう違う?
あごまわりのシワには、口角からあごに向かって下にのびる「マリオネットライン」もあります。マリオネットラインは、ほおや口元の脂肪・骨の変化やたるみで生じる「溝」であるのに対し、梅干しジワはあごの先の筋肉の動きで生じる「デコボコ」です。できる場所も仕組みも違うため、ケアの考え方も少し変わります。マリオネットラインについては、50代から目立つマリオネットラインでくわしく解説しています。
あごの梅干しジワはなぜできる?
梅干しジワには、大きく分けて「あごの筋肉の力み」「くり返しのクセ」「年齢による土台の変化」の3つが関わっていると考えられています。順に見ていきましょう。
オトガイ筋とはどんな筋肉?
あごの先には、「オトガイ筋(おとがいきん)」という小さな筋肉があります。「おとがい」は、あごの先を指す昔からの言葉です。オトガイ筋は、下あごの歯ぐきのあたりの骨から始まり、下くちびるを持ち上げたり、あごの皮ふを上に引き上げたりする働きをしています。
2023年の韓国の研究者による総説(多くの研究を整理した論文)では、オトガイ筋は筋肉のすじの一部があごの皮ふ(真皮)に直接入りこんでいて、オトガイ筋が強く働きすぎることで、あごの皮ふにデコボコ(石だたみのあご)ができると説明されています。
つまり、筋肉がぎゅっと縮むと、それにつながった皮ふも一緒に引っぱられて、細かいくぼみができるということです。梅干しジワが「力を入れたときに目立つ」のは、このためです。
口が閉じにくいとオトガイ筋はどうなる?
口を自然に閉じられる人もいれば、閉じるのに少し「がんばり」が必要な人もいます。歯並びやあごの形、口で息をするクセなどによって、くちびるが閉じにくい状態のことを「口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)」といいます。
チリの研究チームは、大人63人を「自然に口を閉じられる人」「口が閉じにくい人」「力を入れて無理に口を閉じている人」の3つのグループ(各21人)に分け、オトガイ筋などの働きを、筋肉が出す電気の信号で測りました。その結果、口が閉じにくいグループでは、何もしていないときのオトガイ筋の働きが、自然に閉じられるグループより有意に高くなっていました(有意=偶然とは考えにくい差)。また、つばを飲みこむときには、口が閉じにくいグループと無理に閉じているグループの両方で、オトガイ筋の働きが有意に高くなっていました。
この研究はシワそのものを調べたものではありません。分かったのは「口が閉じにくい人では、オトガイ筋がふだんからよく働いている」ということまでです。ここからは研究結果ではなく私たちの考えですが、オトガイ筋の働きすぎが梅干しジワのもとになることを考えると、口を閉じるたびにあごに力が入る方は、梅干しジワが目立ちやすい状態にあるのかもしれません。歯や噛み合わせと口元の見え方の関係は、歯や噛み合わせの変化で口元のシワは増える?で整理しています。
くり返す表情はシワとして残る?
梅干しジワにかぎらず、表情によってできるシワは、くり返すうちに残りやすくなることが分かっています。女性122人の顔を8年間追いかけた研究では、8年後に真顔でも残っていたシワの形は、はじめに表情をつくったときにできていた線の形から予測できました。また、角層(肌のいちばん外側の層)が乾いていることや、40代であること、閉経をむかえることなどが、シワが早く残るようになることと関係していました。
この研究は、あごの梅干しジワを直接調べたものではありません。ただ、「同じ場所がくり返し折れ曲がると、やがてシワとして残る」という流れは、あごの力みが毎日くり返される梅干しジワを考えるうえでも参考になります。表情ジワが残る仕組みは、表情ジワはなぜできる?でくわしく紹介しています。
年齢とともにあごの土台はどう変わる?
梅干しジワが40代以降に目立ちやすくなる背景には、皮ふの下にある「土台」の変化もあると考えられています。
1つ目は骨です。アメリカで白人の男女120人の下あごの骨を、立体的なCT画像で年代ごとにくらべた研究では、男女とも、年齢とともに下あごの骨の高さや長さが小さくなっていました。著者らは、こうした骨の変化が、皮ふなどのやわらかい部分の変化とあわさって、年齢を重ねた口元の見た目につながるとまとめています。
白人を対象にした研究なので、日本人にそのまま当てはまるとはかぎりません。また、梅干しジワとの関係を直接調べたものでもありません。
2つ目は、脂肪とコラーゲンです。先ほどのオトガイ筋の総説では、年齢とオトガイ筋のくり返しの動きによって、力を入れたときだけ出ていたデコボコが、力をぬいても残る「オレンジの皮のような」シワになっていくことがあり、その背景として、皮ふの下の脂肪がやせることや、真皮のコラーゲンが減ることが挙げられています。
梅干しジワができる流れをまとめると?
ここまでをまとめると、オトガイ筋が縮むたびに皮ふが引っぱられ、年齢とともに骨・脂肪・コラーゲンが減って戻りにくくなることで、「力を入れたときだけのシワ」が「いつも見えるシワ」に変わっていくと考えられます。
| 関わる要因 | 何が起こる? | 自分で変えられる? |
| オトガイ筋の力み | 皮ふが引っぱられてデコボコができる | 意識してゆるめることはできる |
| 口の閉じにくさ | オトガイ筋がふだんから働きやすい | 歯科・耳鼻科で原因を相談できる |
| 角層の乾燥 | シワが残るまでの速さに関わる | 保湿で整えられる |
| 紫外線 | コラーゲンが傷みやすくなる | 日焼け止めで防げる |
| 骨・脂肪の変化 | 土台が小さくなり、戻りにくくなる | 自分では変えにくい |
梅干しジワを目立たなくするにはどうする?
梅干しジワに関わるもののうち、骨や年齢そのものは自分では変えられません。けれど、あごの力みや肌のうるおい、紫外線対策など、自分で変えられるものもあります。研究の裏づけがどのくらいあるかもあわせて、始めやすい方法をご紹介します。
あごの力みに気づくにはどうする?
まずは、自分のあごにどれくらい力が入っているかを知ることから始めましょう。
鏡の前で、ふだんどおりに口を閉じてみてください。あごの先にデコボコが出ていたら、オトガイ筋に力が入っているサインです。次に、上下の歯を軽く離し、くちびるはそっと触れる程度にして、あごの力をふっとぬいてみましょう。デコボコが薄くなれば、力みがシワを目立たせていると分かります。
パソコン作業中やスマホを見ているとき、考えごとをしているときなど、気づかないうちに口元に力が入っていることがあります。デスクやスマホの近くに小さなメモを貼っておくなど、1日に何度か「あごの力をぬく」きっかけをつくってみてください。
ただし、こうした「力みに気づいてゆるめる」方法が梅干しジワを減らすことを確かめた研究は、私たちが調べたかぎりでは見当たりません。お金もかからず体への負担も少ない方法として、無理のない範囲で取り入れてみてください。なお、米国皮膚科学会(AAD)は、肌の老化を早めないための方法の1つとして、同じ表情をくり返すクセを減らすことを挙げています。
参考:American Academy of Dermatology. 11 ways to reduce premature skin aging.(Webサイト)
口が閉じにくいときは誰に相談する?
「口を閉じると、いつもあごに力が入ってしまう」「気づくと口がぽかんと開いている」「鼻がつまりやすく、口で息をしている」という方もいらっしゃると思います。先ほどの研究のとおり、口が閉じにくい人では、オトガイ筋がふだんからよく働いていることが分かっています。
口の閉じにくさには、歯並びや噛み合わせ、鼻の通りなど、さまざまな理由が考えられます。気になる方は、歯科や耳鼻咽喉科で相談してみるのも一つの方法です。原因に合った対処をすることで、口元の力みがやわらぐ可能性があります。
毎日の日焼け止めは効果がある?
シワ全般の予防として、効果が確かめられています。オーストラリアで55歳未満の大人903人を、日焼け止めを「毎日ぬる」グループと「自分の判断でぬる」グループなどに分けて4年半調べた試験では、毎日ぬったグループは、肌の老化の進み方が24%少ないという結果でした。
この試験は手の甲の肌で調べたもので、あごのシワを直接調べたものではありません。それでも、紫外線から肌を守ることは、コラーゲンを守る基本のケアといえます。日焼け止めは、ほおやおでこだけでなく、あごの先や下側まで忘れずにぬりましょう。AADは、SPF30以上で、UVAとUVBの両方を防ぎ、水に強いタイプをすすめています。
参考:American Academy of Dermatology. 11 ways to reduce premature skin aging.(Webサイト)
保湿はシワに関係する?
関係すると考えられます。先ほどの8年間の研究では、角層が乾いていることが、シワが早く残るようになることと関係していました。また、AADは、保湿剤は肌に水分をとどめ、肌を若々しく見せる助けになるとして、毎日顔に保湿剤をぬることをすすめています。
ただし、8年間の研究は「乾燥している人はシワが進みやすかった」という関係を見たもので、「保湿をすればシワの進みがおそくなる」ことを直接確かめたものではありません。
口元は、食事や会話、マスクなどで、うるおいが奪われやすい場所です。化粧水や乳液をつけるときは、あごの先までていねいに。こするのではなく、手のひらでやさしく押さえるようになじませましょう。
顔の筋トレはしたほうがいい?
顔の運動については、アメリカでこんな研究があります。40〜65歳の女性27人が参加し、1日30分の顔の運動を8週間、その後は1日おきに12週間、あわせて20週間続けたものです。最後まで続けた16人を調べたところ、ほおの上と下のふっくら感に有意な改善が見られ、見た目の推定年齢も平均50.8歳から48.1歳へと若く判定されました。
ただし、参加した人数が少なく、途中でやめた人も多く、運動をしないグループとのくらべもない研究です。また、梅干しジワを対象にした研究ではありません。ここからは私たちの考えですが、梅干しジワにはオトガイ筋の「働きすぎ」が関わっているため、顔の運動をする場合は、あごにぎゅっと力を入れる動きをくり返しすぎないよう気をつけるとよいかもしれません。
レチノールは試す価値がある?
化粧品の成分では、レチノール(ビタミンAの仲間)に研究があります。アメリカで平均87歳の36人を対象に、片方の腕に0.4%のレチノール入りローション、もう片方の腕に有効成分の入っていないローションを24週間ぬった試験では、レチノールをぬった腕で、細かいシワの点数が有意に改善しました。
ただし、これは高齢の方の「腕」で調べた試験で、40代の方の「あご」で確かめたものではありません。また、レチノールは人によって赤みや刺激を感じることがあるといわれています。試す場合は少量から、肌のようすを見ながら始めましょう。選び方や注意点は、レチノールはシワに有効?でまとめています。
美容医療についてはどう考える?
皮膚科や美容クリニックでは、オトガイ筋の働きすぎによる梅干しジワに対して、筋肉の動きをおさえる「ボツリヌス毒素製剤」の注射が行われることがあると、先ほどの総説で紹介されています。
一方で同じ総説は、注射する位置や量が適切でないと、口が閉じにくくなったり、下くちびるが下がって笑ったときに左右差が出たりすることがあると注意をうながしています。
医療的な治療は、効果だけでなく副作用や費用、続ける必要があるかどうかも含めて考える必要があります。この記事ではおすすめするものではありません。どうしても気になる場合は、まず医師に相談し、十分な説明を受けたうえでご自身で判断してください。
今日からのケアをまとめると?
| ケア | やり方 | 研究の裏づけ |
| あごの力みに気づく | 鏡で確認し、歯を離してあごの力をぬく | 梅干しジワへの効果は未検証 |
| 口の閉じにくさの相談 | 歯科・耳鼻咽喉科で原因を確認 | 口が閉じにくい人はオトガイ筋が働きやすい |
| 日焼け止め | あごの先・下側まで毎日ぬる | 毎日ぬると肌老化の進み方が24%少ない |
| 保湿 | あごまでやさしく押さえてなじませる | 乾燥はシワが残る速さと関係 |
| レチノール | 少量から、刺激に注意して | 高齢者の腕で細かいシワが改善 |
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ツバメの巣はあごのシワのケアにどう役立つ?
梅干しジワのケアの基本は、あごの力みに気づくこと、そして日焼け止めと保湿です。そのうえで、「土台のハリを内側からも支えたい」と考える方に知っていただきたいのが、食用のツバメの巣です。
梅干しジワが「いつも見えるシワ」になっていく背景には、真皮のコラーゲンが減り、ハリが失われていくことがあると考えられています。ツバメの巣とあごの梅干しジワの関係を直接調べた研究はまだありませんが、顔のシワについては、40代を含む女性を対象にした試験が行われています。
40〜60歳の韓国人女性(解析86人)がツバメの巣抽出物またはプラセボ(見分けのつかない偽の食品)を1日1回、12週間とったランダム化二重盲検試験では、ツバメの巣のグループでシワの指標がプラセボより有意に改善しました。一方で、肌の水分量と弾力には、グループ間で有意な差はみられませんでした。重い副作用は報告されていません。
また、25〜45歳の健康な女性92人を、ツバメの巣を多くとるグループ、少なくとるグループ、とらないグループに分けて12週間続けた試験では、多くとったグループで深いシワが18.47%減り、肌の水分量が22.14%、弾力が5.89%改善したと報告されています。
さらに、紫外線を当てた毛のないマウスと人の皮膚の細胞を使った研究では、ツバメの巣の抽出物によって、コラーゲンを分解する酵素に関わる流れがおさえられ、コラーゲンをつくる流れが活発になったと報告されています。これは動物と細胞での研究で、人で同じことが起こると確かめたものではありません。
どの研究も顔のシワ全体や肌の状態を調べたもので、あごの梅干しジワだけを調べたものではありません。ツバメの巣は、あごの力みに気づくことや日焼け止め・保湿の代わりにはなりませんが、外側からのケアに上乗せして、内側からもハリを支えたい方にとって、人での研究が積み重ねられている食材です。なお、HESTIAPのツバメの巣ゼリーには、ツバメの巣エキスに加えて、N-アセチルグルコサミンやビタミンC、ビタミンE、パイナップル果実抽出物由来のセラミドも配合されています。
ツバメの巣ゼリーを続けている方の声は?
口元のハリやシワが気になっていた方から、こんな声をいただいています。
30代・Tさん
(前略)
最初の1〜2週間は特に変化は感じられませんでした。3週間頃から、以前から気になっていた口元のほうれい線部分に少しハリを感じるようになりました。マスク生活により、口元のたるみが気になっていたため、とても嬉しい変化でした。(後略)
40代・Mさん
アラフィフになり、なんだかだんだん顔のシワやハリのなさを実感するようになり、悩みはじめた頃に、ツバメの巣ゼリーを薦めていただきました。
はじめは、効果がよく分からずにやめようかと悩みましたが、信じてもう少し続けてみることにしました。
(中略)
また、肌のキメが整ってきたのか、化粧のノリが格段にいい!! メイクするのが楽しくなってきました。(後略)
※上記は個人の感想です。すべての方に同じ変化や実感が生じることを示すものではありません。
あごの力みに気づくことや日焼け止め・保湿に加えて、内側からのケアも続けてみたいと感じた方は、商品の詳しい内容をご覧ください。
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まとめ:あごの「梅干しジワ」はなぜできる?
あごの梅干しジワは、皮ふに直接つながる「オトガイ筋」が強く縮み、あごの皮ふが引っぱられることでできます。口が閉じにくい人では、オトガイ筋がふだんからよく働いていることが分かっています。さらに年齢とともに、下あごの骨や皮ふの下の脂肪、コラーゲンが減ることで、力をぬいても残るシワになっていくと考えられます。骨や年齢は変えられませんが、あごの力みに気づいてゆるめること、口の閉じにくさが気になれば歯科などで相談すること、毎日の日焼け止めと保湿を続けることは、40代から今日すぐに始められます。美容医療を考える場合は、医師とよく相談してください。
※本記事は美容・健康に関する一般的な情報提供を目的としています。診断・治療を目的とするものではありません。口の閉じにくさや皮ふの症状が気になる場合は、医療機関にご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q1.あごの梅干しジワは何が原因ですか?
主な原因は、あごの先にある「オトガイ筋」の働きすぎです。オトガイ筋は筋肉のすじの一部があごの皮ふにつながっているため、強く縮むと皮ふが引っぱられ、デコボコができます。年齢とともに皮ふの下の脂肪やコラーゲンが減ると、力をぬいても残るシワになることがあります。
参考文献
Yi KH, et al. Novel anatomical guidelines for botulinum neurotoxin injection in the mentalis muscle: a review. Anat Cell Biol. 2023. DOI: 10.5115/acb.22.266
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文
Q2.口が閉じにくいと梅干しジワができやすいですか?
関係している可能性があります。大人63人の研究では、口が閉じにくい人は、何もしていないときのオトガイ筋の働きが、自然に口を閉じられる人より有意に高い結果でした。ただし、この研究はシワそのものを調べたものではありません。気になる方は歯科などで相談してみましょう。
参考文献
Gamboa NA, et al. Do subjects with forced lip closure have different perioral and jaw muscles activity? Cranio. 2022. PMID: 31663426
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文
Q3.年齢とともにあごの骨は変わりますか?
変わることが報告されています。白人の男女120人のCT画像を調べた研究では、男女とも、年齢とともに下あごの骨の高さや長さが小さくなっていました。著者らは、こうした変化が年齢を重ねた口元の見た目につながるとしています。日本人にそのまま当てはまるかは分かっていません。
参考文献
Shaw RB Jr, et al. Aging of the mandible and its aesthetic implications. Plast Reconstr Surg. 2010. PMID: 20048624
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文
Q4.顔の筋トレで梅干しジワは消えますか?
消えるとは言えません。40〜65歳の女性16人が20週間、顔の運動を続けた研究では、ほおのふっくら感に改善が見られましたが、梅干しジワを対象にした研究ではなく、運動をしないグループとのくらべもありませんでした。あごにぎゅっと力を入れる動きのくり返しには気をつけましょう。
参考文献
Alam M, et al. Association of Facial Exercise With the Appearance of Aging. JAMA Dermatol. 2018. PMID: 29299598
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文
Q5.ツバメの巣を食べると梅干しジワはよくなりますか?
梅干しジワを直接調べた研究はまだありませんが、顔のシワについては人での試験があります。40〜60歳の女性の試験では、ツバメの巣の抽出物を12週間とったグループで、シワの指標がプラセボより有意に改善しました。ただし、肌の水分量と弾力には差がみられず、すべての方に同じ変化が出るとはかぎりません。
参考文献
Kim HM, et al. Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study. Front Pharmacol. 2022. PMID: 35355724
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文
著者情報
中西 政文(なかにし まさふみ)
乾燥肌・シワ研究チーム 代表
ツバメの巣研究所 所長
ATHENA株式会社 代表取締役(HESTIAP 代表)



