たるみシワはなぜできる?50代後半から目立つ原因と今日からできる対策

皮膚だけでなく、顔全体の加齢変化から考える「たるみシワ」の正しいケア

たるみシワは、肌のコラーゲンや弾力の低下だけでなく、脂肪・骨・支持組織の加齢変化が重なって目立ちます。紫外線対策と保湿を土台に、無理のない内外ケアを続けることが大切です。

鏡を見るたび、顔が下がったように感じるのはなぜ?

「昔よりほうれい線が深くなった」「口元の影が取れない」「頬の位置が少し下がった気がする」。50代後半になると、乾燥による細かなシワとは違う、“顔全体の形が変わったようなシワ”が気になり始める方が少なくありません。

きちんと保湿しているのに、夕方になるとほうれい線や口元の線が目立つ。高価な美容液を使っても、思うほど変わらない。そんなとき、「私のケアが足りないのかな」と感じるかもしれません。けれど、たるみシワはスキンケアの不足だけで起こるものではありません。皮膚の内側にある複数の組織が、年齢とともに少しずつ変化した結果として現れます。

たるみシワとは?

「たるみシワ」は医学的に一つの病名として統一された言葉ではありません。一般には、皮膚のゆるみや顔のボリューム・輪郭の変化に伴って深く見える線や溝を指します。代表的なのは、ほうれい線、口角からあご方向に伸びるマリオネットライン、頬やフェイスライン周辺の折れ込みなどです。

顔の老化を調べた研究では、皮膚だけでなく、脂肪、筋肉、靭帯などの支持組織、骨格まで複数の層に加齢変化が起こることが示されています。つまり、たるみシワは「皮膚が伸びただけ」と考えるより、顔を支える構造全体の変化として理解するほうが実態に近いと考えられます。

参考文献:The Anatomy of the Aging Face: A Review(Aesthetic Surgery Journal, 2016)

年齢とともに肌の弾力はどう変わる?

肌の真皮には、肌の強さを支えるコラーゲンや、伸び縮みに関わる弾性線維があります。加齢した皮膚では、コラーゲンの産生低下や弾性線維の構造変化が起こり、皮膚が薄く、弾力を保ちにくい方向へ変化します。これが、シワやゆるみが目立ちやすくなる土台の一つです。

2022年の系統的レビューでは、顔の老化に関する65報のヒト研究を整理し、内因性の加齢と紫外線などの外因性要因が重なることで、シワ、皮膚のゆるみ、薄さなどにつながるとまとめています。ただし、個人差が大きく、同じ年齢でも見た目の変化の程度は異なります。

参考文献:Facial skin ageing: Key concepts and overview of processes(International Journal of Cosmetic Science, 2022)

50代後半では女性ホルモンの変化も関係する?

50代後半は、閉経前後のホルモン変化が肌にも影響しやすい時期です。エストロゲンが低下すると、皮膚のコラーゲン量や厚み、うるおい、弾力に変化が起こることが報告されています。

32人の女性(28〜68歳、閉経前14人・閉経後18人)の皮膚組織を調べた研究では、閉経後の女性でI型・III型コラーゲンの割合が閉経前より有意に低く、閉経後の経過年数が長いほどコラーゲン量が少ない傾向が示されました。この研究は人数が小さく、腹部皮膚の評価であるため顔のたるみを直接証明するものではありませんが、閉経後のコラーゲン変化を示す一つのヒトデータです。

参考文献:Effects of postmenopausal hypoestrogenism on skin collagen(Maturitas, 2000)

なお、ホルモン補充療法(HRT/MHT)は皮膚目的だけで自己判断して始めるものではありません。適応や利益・リスクは個人差があるため、更年期症状などで検討する場合は婦人科で相談してください。

紫外線を浴びるとたるみシワはどうなる?

紫外線は、たるみシワを考えるうえで避けて通れない要因です。長期的な紫外線曝露は、皮膚のコラーゲンや弾性線維に影響し、いわゆる「光老化」を進めます。シワ・ごわつき・色むらなど、年齢による変化を強める方向に働きます。

オーストラリアで903人の成人を対象に行われた無作為化比較試験では、広範囲紫外線を防ぐ日焼け止めを毎日使用した群は、必要時のみ使用した群に比べ、4.5年間の皮膚老化の進行が24%少ないという結果でした。対象は55歳未満が中心で、たるみだけを評価した研究ではありませんが、「毎日の紫外線対策が皮膚老化の進行を抑える」という実践的な根拠として重要です。

参考文献:Sunscreen and prevention of skin aging: a randomized trial(Annals of Internal Medicine, 2013)

今日からできるたるみシワ対策は?

たるみシワは、すでに起きた骨格や脂肪の位置変化までセルフケアだけで元通りにすることはできません。それでも、皮膚の乾燥や光老化を抑え、これ以上シワが強く見えにくい状態を目指すことはできます。大切なのは、効果が期待できることと、できないことを分けて続けることです。

1. 毎日の紫外線対策は何をすればよい?

最優先は、季節を問わず日焼け止めを習慣にすることです。顔だけでなく、首・フェイスラインまで塗り、屋外で長時間過ごす日は汗や摩擦に応じて塗り直します。帽子や日傘も組み合わせると、日焼け止めだけに頼らず紫外線量を減らせます。

ここでの目的は「今あるたるみを持ち上げる」ことではなく、紫外線による追加ダメージを減らし、将来の皮膚老化をできるだけ抑えることです。

2. 保湿はたるみシワにも必要?

保湿剤で深部のたるみそのものを治すことはできません。しかし、乾燥すると角層表面の細かな凹凸が目立ちやすくなり、もともとのシワがより深く見えることがあります。洗顔後は、化粧水だけで終わらせず、乳液やクリームなどで水分の蒸発を抑えるケアを組み合わせるのが現実的です。

特に50代後半は、洗いすぎ・熱いお湯・強い摩擦を避けることも重要です。「落とすケアを強くしすぎない」「塗るときにこすらない」という基本は、刺激による乾燥を防ぐうえで役立ちます。

3. レチノイドはシワに効果がある?

医療で使われる外用トレチノインには、光老化による細かなシワや深いシワを改善するエビデンスがあります。2025年に公表されたメタ解析では、8件の無作為化比較試験、計1,361人を統合し、基剤のみと比べて細かいシワ・深いシワの両方で有意な改善が認められました。

ただし、トレチノインは刺激、赤み、皮むけなどが起こることがあり、日本では一般的な化粧品成分として自己判断で使うものではありません。使用を希望する場合は、皮膚科などで適応や濃度を相談してください。また、このエビデンスは主に光老化によるシワを対象としており、顔の脂肪や骨格変化を直接戻す治療ではありません。

参考文献:Tretinoin for Photodamaged Facial Skin: Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials(2025)

4. 食事では何を意識すればよい?

「これを食べればたるみが上がる」という食品は確認されていません。まず優先したいのは、極端な食事制限を避け、たんぱく質、野菜・果物、脂質、炭水化物を偏りなくとることです。コラーゲンを作る過程にはアミノ酸やビタミンCなどが関わるため、特定の美容成分だけを増やすより、毎日の食事全体を整えるほうが土台として重要です。

美容目的のコラーゲンペプチドについては、2023年の系統的レビュー・メタ解析で26件の無作為化比較試験、1,721人を統合し、プラセボと比べて皮膚の水分量と弾力に有意な改善が示されました。一方で、研究間のばらつきやバイアスも指摘されており、「たるみシワを治す」とまでは言えません。試す場合は、食生活の代わりではなく補助として考えるのがよいでしょう。

参考文献:Effects of Oral Collagen for Skin Anti-Aging: A Systematic Review and Meta-Analysis(Nutrients, 2023)

5. 急に痩せると顔のたるみは目立つ?

顔の見た目は皮膚だけでなく脂肪の量や配置にも左右されるため、短期間で大きく体重が変わると、頬のボリュームが減って影や溝が目立つことがあります。ただし、体重変化と「たるみシワ」の関係を一つの数値で説明できるほど単純ではありません。健康上必要な減量は医療者の指導を優先し、美容目的で極端な食事制限を繰り返すことは避けましょう。

セルフケアで改善しにくいときはどうする?

ほうれい線やフェイスラインの下垂がはっきりしている場合、化粧品や食品だけで大きく持ち上げることは困難です。美容医療では、症状や原因に応じて外用薬、レーザー・高周波・超音波などの機器治療、注入治療、外科的治療などが検討されます。

ただし、適した治療は「皮膚の質」「脂肪の量」「骨格」「下垂の程度」で異なり、効果とリスクも方法ごとに違います。強いたるみが悩みになっている場合は、症例写真だけで決めず、複数の選択肢と副作用を説明してくれる医師に相談することが大切です。

ツバメの巣はシワの内側ケアに役立つ?

ここまでのケアを続けながら、「食事以外にも、内側からできる美容習慣を取り入れたい」と考える方もいるでしょう。その選択肢の一つとして研究されている素材が、食用ツバメの巣(Edible Bird’s Nest)です。

2022年には、40〜60歳の女性86人を対象に、食用ツバメの巣エキス100mgまたはプラセボを1日1回、12週間摂取する無作為化・二重盲検・プラセボ対照試験が行われました。機器で目元周辺のシワを評価したところ、12週後のシワ指標はツバメの巣エキス群でプラセボ群より有意に低下しました。

一方で、皮膚の弾力と水分量については、12週後の群間差は有意ではありませんでした。したがって、この研究から言えるのは「特定のツバメの巣エキスを12週間摂取した条件で、シワ指標に改善がみられた」というところまでです。「顔のたるみそのものを改善する」「脂肪や骨格の変化を戻す」とは結論づけられません。

参考文献:Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study(Frontiers in Pharmacology, 2022)

また、UVBを照射したマウスや培養細胞を使った研究では、ツバメの巣抽出物がヒアルロン酸合成やセラミド合成に関わる経路、コラーゲン分解に関わる経路などへ作用したことが報告されています。ただし、これは動物・細胞レベルの研究であり、人が食べたときに同じ作用や大きさで起こることを証明したものではありません。

参考文献:Standardized Edible Bird’s Nest Extract Prevents UVB Irradiation-Mediated Oxidative Stress and Photoaging in the Skin(Antioxidants, 2021)

ツバメの巣ゼリーを選ぶなら何を確認する?

ツバメの巣を美容習慣に取り入れるなら、「ツバメの巣が入っている」という言葉だけでなく、原材料、摂取量、続けやすさ、安全性への配慮などを確認しましょう。食品は医薬品ではないため、すぐにシワを消すものではありません。毎日の紫外線対策や保湿、食事を続けたうえで、内側からの美容習慣を補う位置づけで考えるのが自然です。

HESTIAPのツバメの巣ゼリーには、ツバメの巣エキスのほか、N-アセチルグルコサミン、パイナップル由来セラミド、ビタミンC・Eなどが配合されています。ただし、前述の臨床試験はHESTIAPそのものを用いた試験ではありません。研究結果をそのまま本商品の効果として置き換えることはできない点も、あわせて理解しておきましょう。

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よくあるご質問(FAQ)

Q1. たるみシワは保湿だけで改善できますか?

保湿によって肌の水分量や表面の状態が整い、乾燥によって強調されている細かなシワや凹凸が目立ちにくくなる可能性はあります。
実際、保湿クリームを1日2回・4週間使用した臨床研究では、皮膚の水分量やバリア機能の改善とともに、シワの評価指標にも改善が認められています。
ただし、顔の「たるみ」は皮膚表面だけの問題ではありません。顔の老化では、皮膚に加えて、皮下脂肪、筋肉、靱帯などの支持組織、さらには骨格にも加齢による変化が起こることが知られています。
そのため、保湿剤だけでこうした深い組織の加齢変化を元に戻し、たるみそのものを「持ち上げる」と考えるのは適切ではありません。
保湿は、たるみを直接リフトアップするためというより、皮膚表面の乾燥を防ぎ、シワや凹凸が必要以上に目立たないようにする基本的なケアと考えるとよいでしょう。
参考文献
Nisbet S, Mahalingam H, Gfeller CF, et al. Cosmetic benefit of a biomimetic lamellar cream formulation on barrier function or the appearance of fine lines and wrinkles in randomized proof-of-concept clinical studies. Int J Cosmet Sci. 2019;41(1):1-11.
Cotofana S, Fratila AAM, Schenck TL, Redka-Swoboda W, Zilinsky I, Pavicic T. The Anatomy of the Aging Face: A Review. Facial Plast Surg. 2016;32(3):253-260.
2026/09/4 出口詩朋子

Q2. ほうれい線はすべて「たるみシワ」ですか?

いいえ。ほうれい線は、「皮膚がたるんだからできる線」とだけ考えることはできません。
ほうれい線周辺の解剖を詳しく調べた研究では、筋肉、線維性組織、皮下脂肪など複数の組織がその形成に関係していることが示されています。さらに、加齢による脂肪組織の分布や大きさの変化も、ほうれい線が深く見える要因になると考えられています。
また、顔全体の加齢では、脂肪だけではなく骨格や支持組織などにも変化が起こります。
そのため、ほうれい線には骨格、皮下脂肪、筋肉や表情、支持組織、皮膚の状態、加齢など複数の要因が関係しており、「ほうれい線=皮膚のたるみだけが原因」と考えるのは適切ではありません。
参考文献
Kwon HJ, O J, Cho TH, Choi YJ, Yang HM. The Nasolabial Fold: A Micro-Computed Tomography Study. Plast Reconstr Surg. 2020;145(1):71-79.
Rubin LR, Mishriki Y, Lee G. Anatomy of the nasolabial fold: the keystone of the smiling mechanism. Plast Reconstr Surg. 1989;83(1):1-10.
Cotofana S, Fratila AAM, Schenck TL, Redka-Swoboda W, Zilinsky I, Pavicic T. The Anatomy of the Aging Face: A Review. Facial Plast Surg. 2016;32(3):253-260.
2026/09/4 出口詩朋子

Q3. 顔のマッサージを毎日すればたるみシワは改善しますか?

顔のマッサージについては興味深い研究がありますが、毎日続ければたるみシワが長期的に改善すると断定できるほどのエビデンスは、まだありません。
例えば、健康な成人5人(29〜37歳)が1日2回、2週間セルフマッサージを行った予備的な研究では、CT画像上で頬の厚みやSMAS(表在性筋膜)の形態に変化が認められました。CTを用いた別の研究でも、マッサージ後に皮下組織などの形態変化が報告されています。
ただし、いずれも参加人数が非常に少ない予備的な研究で、対象も比較的若い年代です。「たるみシワが長期間改善する」「加齢した深部組織が元に戻る」ことまで示した研究ではありません。また、どちらも化粧品会社の研究者が関わっています。
また、「強くやるほど効果が高い」と考える必要もありません。摘出した皮膚を用いた実験では、こする回数や力が増えるほど角層の細胞が傷つき、バリア機能が低下することが確認されています。
マッサージを行う場合は、クリームなどを使って摩擦を減らし、痛みや赤みが出るほど強くこすらず、心地よい範囲にとどめるのがよいでしょう。
参考文献
Okuda I, Takeda M, Taira M, Kobayashi T, Inomata K, Yoshioka N. Objective analysis of the effectiveness of facial massage using breakthrough computed tomographic technology: A preliminary pilot study. Skin Res Technol. 2022;28(3):472-479.
Nishimura H, Okuda I, Kunizawa N, Inoue T, Nakajima Y, Amano S. Analysis of morphological changes after facial massage by a novel approach using three-dimensional computed tomography. Skin Res Technol. 2017;23(3):369-375.
Kikuchi K, Shigeta S, Numayama-Tsuruta K, Ishikawa T. Vulnerability of the skin barrier to mechanical rubbing. Int J Pharm. 2020;587:119708.
2026/09/4 出口詩朋子

Q4. 50代後半からでも紫外線対策を始める意味はありますか?

あります。過去に浴びてきた紫外線をなかったことにはできませんが、これから受ける紫外線による追加的な光老化を減らすことには意味があります。
紫外線は、シワや色素斑などの光老化を進める最も大きな外的要因です。903人を対象に約4.5年間追跡した無作為化比較試験では、日焼け止めを毎日使用したグループは、必要に応じて使用したグループより皮膚老化の進行が少なかったことが報告されています。
また、日本人の高齢者14人を18か月間観察した小規模な研究では、日焼け止めの使用量が多い人ほど、色素斑の数や肌色の均一性の変化が良好である傾向がみられました。ただし参加人数が少なく、前後比較で統計学的に有意だったのは皮膚の水分量のみです。
そのため、「もう50代後半だから紫外線対策を始めても遅い」と考える必要はありません。日焼け止めに加えて、帽子、日傘、衣類なども活用し、毎日の紫外線対策を続けることが大切です。
参考文献
Hughes MCB, Williams GM, Baker P, Green AC. Sunscreen and prevention of skin aging: a randomized trial. Ann Intern Med. 2013;158(11):781-790.
Mizuno M, Kunimoto K, Naru E, Kameyama K, Furukawa F, Yamamoto Y. The effects of continuous application of sunscreen on photoaged skin in Japanese elderly people – the relationship with the usage. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2016;9:95-105.
2026/09/4 出口詩朋子

Q5. ツバメの巣を食べればたるみシワが改善しますか?

現時点では、ツバメの巣を食べることで「たるみ」そのものが改善すると示した臨床試験はありません。
一方、40〜60歳の女性を対象とした無作為化二重盲検プラセボ対照試験では、ツバメの巣抽出物100mgを1日1回、12週間摂取したグループで、プラセボ群と比較してシワの指標が有意に改善しました(105人が登録され、解析対象は86人)。
ただし、この研究では、皮膚の弾力について明確な改善は示されておらず、肌の水分量についても群間の有意差は認められませんでした。また、頬の下垂やフェイスラインなど「たるみ」自体を評価した試験でもありません。
したがって、この研究から「ツバメの巣を食べれば、たるみシワが持ち上がる」とまでは言えません。
紫外線対策や保湿、バランスのよい食生活などを基本にしたうえで、シワに関する臨床研究がある食品の一つとして、補助的な美容習慣に取り入れるという位置づけが適切でしょう。
参考文献
Kim HM, Lee YM, Kim EH, et al. Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study. Front Pharmacol. 2022;13:843469.
2026/09/4 出口詩朋子

まとめ:たるみシワは「皮膚だけ」で考えないことが大切

50代後半のたるみシワは、コラーゲンや弾力の低下だけでなく、閉経前後の変化、紫外線、脂肪や骨格など顔全体の加齢変化が重なって目立ちます。だからこそ、一つの美容成分にすべてを期待するより、毎日の紫外線対策、やさしい保湿、偏りのない食事を土台にすることが大切です。

そのうえで、必要に応じて皮膚科で治療を相談したり、内側からの美容習慣として研究されている食品素材を取り入れたりする。できることを正しく選び、無理なく続けることが、これからの肌と付き合ういちばん現実的な方法です。

著者情報
出口 詩朋子(でぐち しほこ)
乾燥肌・シワ研究チーム 研究員
ツバメの巣研究所 研究員
ATHENA株式会社(HESTIAP 美容リサーチャー)

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