体重の増減を繰り返すとシワ・たるみが増える?「体重変動」と顔の老化を科学的に解説

体重の増減をくり返すだけでシワやたるみが増えるという確かな証拠はありません。ただし大幅に体重が減ると、頬のボリュームが減ってたるみが目立つことがあります。

この記事の要約

  • 結論:増減のくり返しだけでシワが増えるとは言えない
  • 根拠:大幅な減量では頬のボリューム減少などが報告されている
  • 注意点:極端な制限は避け、悩みが強いときは医師などに相談

体重が変わるたびに、顔が老けた気がしていませんか?

「少し体重が落ちたら、ほうれい線が急に目立った気がする」「体重が戻ったあと、前より頬がゆるんだように見える」。40代を過ぎると、体重計の数字よりも、鏡に映る顔の変化のほうが気になることがありますよね。

写真を見て「なんだか老けた」と感じると、「体重を増やしたり減らしたりしてきたせいかも」と、過去の自分を責めたくなる方もいるかもしれません。「リバウンドをくり返すと皮膚がのびてたるむ」といった言葉も目に入り、不安がふくらみがちです。

けれど、体重や体型は、体質や年齢、ホルモン、病気や薬、生活の事情など、多くのことに左右されます。体重が変わったことは、決してあなたの努力不足や失敗ではありません。

この記事では、「体重の増減をくり返すとシワやたるみが増えるのか」という疑問について、研究でわかっていることと、まだわかっていないことを分けて整理します。そのうえで、体重の数字に振り回されずにできる、顔のハリを守るケアをご紹介します。なお、本記事は減量や食事制限をすすめるものではありません。

体重の増減をくり返すとシワ・たるみは増える?

結論からお伝えすると、「体重の増減をくり返すこと自体が、顔のシワやたるみを増やす」と言い切れるだけの研究は、現時点では見当たりません。体重のくり返しの増減(ウェイトサイクリング)を調べた研究をまとめたレビューでも、体の脂肪や筋肉、代謝に、はっきりした悪い影響は多くの研究で認められていませんでした。

一方で、病気の治療などで「大幅に」体重が減った人では、頬のふくらみが減ったり、首の皮膚がゆるんだりして、見た目の年齢が高く評価される傾向が報告されています。つまり、「くり返したこと」よりも、「顔の土台となる脂肪のボリュームが大きく減ったこと」が見た目に表れやすいと考えられます。

また、40代以降の顔の変化には、年齢による脂肪や骨、靱帯(じんたい:組織をつなぎとめる丈夫なすじ)の変化、紫外線による肌の老化など、体重とは別の原因も重なっています。「顔が変わった=体重のせい」と決めつけないことが大切です。

なぜ「くり返すだけでシワが増えるとは言えない」といえる?

体重の増減のくり返しは体にどう影響する?

体重のくり返しの増減は、「筋肉が減って脂肪がつきやすくなる」「代謝が落ちる」と心配されてきました。2024年のレビューでは、おおむね健康な大人を対象にした23件の研究を検討しました。その結果、体脂肪量を調べた20件のうち15件では、くり返しの増減による体脂肪の増加はみられませんでした。除脂肪量(筋肉など脂肪以外の重さ)を調べた18件では、減少を認めた研究はありませんでした。安静時の代謝を調べた14件のうち12件でも、悪い変化はみられなかったと報告されています。

参考:Sanaya N, et al. The Physiological Effects of Weight-Cycling: A Review of Current Evidence. Curr Obes Rep. 2024. PMID: 38172475

さらに2026年には、肥満のある人を対象にした人での観察研究や比較試験、動物実験を見直した論文が発表され、「体重のくり返しの増減そのものと、病気などの害との因果関係を支持する証拠はない」と結論づけています。これまで報告されてきた悪影響は、加齢や、意図しない体重減少(病気などによるもの)といった別の要因が影響していた可能性があると考察されています。

参考:Magkos F, Stefan N. Is weight cycling clinically harmful? Lancet Diabetes Endocrinol. 2026. DOI: 10.1016/S2213-8587(26)00037-9

これらは体の組成や代謝についての研究で、顔のシワを測ったものではありません。ただ、「くり返したら体が取り返しのつかない状態になる」という考え方は、研究からは支持されていないといえます。

顔のシワとの関係を直接調べた研究はある?

一般的な体重の増減をくり返した人とそうでない人の顔のシワやたるみを、長い期間比べた質の高い研究は、私たちが調べた範囲では見当たりませんでした。「くり返すとシワが増える」とも「まったく関係ない」とも、まだ言い切れない段階です。

大幅に体重が減ると顔はどう変わる?

「大幅な減量」については、顔の変化を調べた研究があります。2024年の系統的レビュー(複数の研究を一定の方法で集めて評価した論文)では、肥満の治療としての手術や薬で大きく体重が減った人の顔の変化について、13件の研究と1件の学会報告をまとめました。その結果、とくに頬の中央部のボリュームが減ることと、首の中央部の皮膚のゆるみが目立ち、見た目の年齢が高く評価される傾向が報告されています。

参考:Jafar AB, et al. Soft Tissue Facial Changes Following Massive Weight Loss Secondary to Medical and Surgical Bariatric Interventions: A Systematic Review. Aesthet Surg J Open Forum. 2024. PMID: 39346804

ここで大切なのは、このレビューが医療としての「大幅な減量」を対象にしている点です。一般的な体重の増減をした40代女性に、同じ変化が起こると確かめたものではありません。

皮膚の中では何が起こる?

皮膚そのものの変化を調べた研究もあります。肥満の手術のあとに大幅に体重が減った20人と、高度の肥満がある20人のおなかの皮膚を、顕微鏡で比べた研究では、大幅に減量したグループで太いコラーゲン線維が減り、細いコラーゲン線維が増えていました。コラーゲン全体の量には差がなく、弾力線維の密度はむしろ高かったと報告されています。

参考:Rocha RI, et al. Skin Changes Due to Massive Weight Loss: Histological Changes and the Causes of the Limited Results of Contouring Surgeries. Obes Surg. 2021. PMID: 33145720

これはおなかの皮膚の研究で、顔の皮膚にそのまま当てはめることはできません。それでも、大きな体重の変化のあとには、皮膚を支える線維のつくりが変わることがあると示す、人でのデータです。

研究を一覧にすると?

研究対象わかったこと
体重の増減のくり返しのレビュー(2024年)健康な大人の23件の研究体脂肪・除脂肪量・代謝に明らかな悪影響はほぼみられない
体重の増減のくり返しの論文(2026年)人と動物の研究の見直しくり返しそのものと害の因果関係を支持する証拠はない
大幅な減量と顔の系統的レビュー(2024年)13件の研究と1件の学会報告頬の中央部のボリューム減少と首の皮膚のゆるみ
大幅な減量と皮膚の研究(2021年)20人と20人のおなかの皮膚太いコラーゲン線維が減り、細い線維が増えた

「体重の増減で老ける」といわれるのはなぜ?

「やせると顔から老ける」と感じるのはなぜ?

顔の形は、皮膚だけでつくられているわけではありません。皮膚の下には、いくつもの区画に分かれた脂肪があり、その下に筋肉や骨があります。顔の老化についてのレビューでは、年齢とともにこれらの土台のボリュームが変化することが、見た目の変化に関わると整理されています。

参考:Kahn DM, Shaw RB. Overview of current thoughts on facial volume and aging. Facial Plast Surg. 2010. PMID: 20853225

40代以降は、もともと年齢による脂肪や骨の変化が少しずつ進んでいる時期です。そこに体重の減少が重なると、頬のふくらみが減った分だけ影や溝が見えやすくなり、「やせたら老けた」と感じやすいのだと考えられます。これは研究に基づいた一つの説明で、体重が減れば誰でも老けて見える、という意味ではありません。顔の脂肪が年齢とともにどう変わるかは、顔の脂肪は年齢とともに移動する?でくわしく解説しています。

「年齢を重ねたらふっくらしているほうが若く見える」は本当?

一卵性双生児186組を調べた研究では、40歳より若い人では体格指数(BMI:体重と身長から計算する体格の目安)が高い側のほうが年上に見え、40歳以降では逆に、BMIが高い側のほうが若く見える傾向がありました。研究者らは、年齢を重ねると顔のボリュームの減少が見た目の年齢に影響するためと考察しています。

参考:Guyuron B, et al. Factors contributing to the facial aging of identical twins. Plast Reconstr Surg. 2009. PMID: 19337100

一方で、20〜60歳の日本人女性108人を調べた研究では、30〜40代の女性で、体脂肪が多い人ほど頬の下や横のたるみが強い傾向がみられました。

参考:Ezure T, et al. Sagging of the cheek is related to skin elasticity, fat mass and mimetic muscle function. Skin Res Technol. 2009. PMID: 19624426

どちらも「関係」を調べた観察研究で、原因を証明したものではありません。研究によって見え方が異なることからも、「やせているほうがいい」「ふっくらしているほうがいい」と、どちらかに決められるものではないといえます。体型はそれぞれの体質や健康状態に合ったもので、見た目のために体重を増やしたり減らしたりする必要はありません。

「皮膚が伸び縮みしてハリを失う」は本当?

「体重が増えると皮膚が伸び、減るとあまってたるむ。くり返すとハリがなくなる」という説明もよく見かけます。大幅な減量のあとに皮膚の線維のつくりが変わる報告はありますが、一般的な範囲の増減で顔のハリがどう変わるかを人で確かめた研究は見当たりません。これは仕組みから考えられた一つの見解で、確かめられた事実ではありません。

「急にやせた」には別の理由が隠れていることも?

先ほどの2026年の論文でも、病気などによる「意図しない体重減少」の影響が指摘されていました。いつも通り食べているのに体重が減り続ける、食欲がない日が続くといった場合は、顔の見た目よりもまず体の状態を確かめることが大切です。早めに医療機関に相談してください。

顔のハリが気になるとき、体重とはどう付き合えばいい?

極端な食事制限はなぜ避けたい?

顔のハリを守るという点からも、短い期間で体重を大きく動かすような、極端な食事制限やくり返しの絶食は避けたほうがよいと考えられます。大幅な減量で頬のボリュームが減ることが報告されているうえ、食事を大きく減らすと、肌の材料になるたんぱく質やビタミンも不足しやすくなるためです。食事を減らしすぎることと肌の関係は、無理なダイエットでシワ・老け顔になる?でくわしく解説しています。

体重について悩みが強いときや、健康のために体重の管理が必要といわれたときは、ひとりで方法を決めずに、医師や管理栄養士に相談しましょう。体の状態に合った進め方を一緒に考えてもらえます。

体を動かす習慣は役立つ?

体重を変えるかどうかにかかわらず、散歩や軽い筋力トレーニングなど、体調に合った運動を続けることは、体を支える筋肉を保ち、体全体の健康にもつながると考えられます。肌との関係はまだ研究の途中ですが、運動と肌の研究については運動不足で乾燥肌になる?で紹介しています。

体重以外に、顔のシワ・たるみ対策でできることは?

紫外線対策はなぜ大切?

シワの原因として、体重よりもはるかに研究が多いのが紫外線です。オーストラリアで55歳未満の大人903人を約4年半追跡したランダム化比較試験では、日焼け止めを毎日塗ったグループは、自分の判断で塗ったグループに比べて、肌の老化の進み方が24%少ないという結果でした。

参考:Hughes MC, et al. Sunscreen and prevention of skin aging: a randomized trial. Ann Intern Med. 2013. PMID: 23732711

体重がどう変わっても、毎朝の日焼け止めは続けられるケアです。頬からフェイスライン、首まで塗りましょう。紫外線とシワの関係は、紫外線でシワが増えるのはなぜ?でくわしく解説しています。

保湿はシワの見え方を変える?

保湿でたるみを持ち上げることはできませんが、乾燥による細かい線を目立ちにくくする助けになります。健康な女性を対象にしたランダム化比較試験では、保湿クリームを1日2回、4週間使ったところ、何も塗らない場合に比べて、肌の水分量やバリア機能に加えて、細かいシワの見た目や弾力の指標にも改善がみられたと報告されています。

参考:Nisbet S, et al. Cosmetic benefit of a biomimetic lamellar cream formulation on barrier function or the appearance of fine lines and wrinkles in randomized proof-of-concept clinical studies. Int J Cosmet Sci. 2019. PMID: 30414275

洗顔後は時間を空けずに、乳液やクリームでしっかりふたをしましょう。

深いたるみが気になるときは?

頬のボリュームの減り方やフェイスラインのゆるみがはっきりしている場合、化粧品だけで大きく変えるのは難しいのが現実です。美容皮膚科や形成外科で、効果だけでなく副作用や費用も含めて相談しましょう。顔全体のたるみについては、たるみシワはなぜできる?もあわせてご覧ください。

今日からのケアをまとめると?

気になることできることポイント
体重の増減極端な食事制限やくり返しの絶食を避ける悩みが強いときは医師・管理栄養士に相談
体の土台体調に合った運動を続ける散歩や軽い筋力トレーニングから
紫外線毎朝の日焼け止め頬・フェイスライン・首まで塗る
乾燥洗顔後すぐに保湿乳液やクリームでふたをする
急な体重減少医療機関で相談意図しない減少は体の状態を優先

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顔のハリが気になるとき、ツバメの巣はどう役立つ?

紫外線対策と保湿を続けながら、「上のケアに加えて、体の内側からも肌のハリを支えたい」と考える方に知っていただきたいのが、食用のツバメの巣です。体重の変化と顔のたるみの関係をツバメの巣で調べた研究はまだありませんが、顔のシワや肌のハリについては、人を対象にした研究が積み重ねられています。

人でのシワの研究は?

2022年の韓国のランダム化二重盲検プラセボ対照試験では、40〜60歳の女性(登録105人、解析86人)が、ツバメの巣抽出物またはプラセボ(見た目が同じで有効成分を含まないもの)を1日1回、12週間とりました。その結果、ツバメの巣のグループでは、シワの指標がプラセボより有意に改善しました。なお、肌の水分量と弾力には、グループ間で有意な差はみられませんでした。重い副作用は報告されていません。

参考:Kim HM, et al. Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study. Front Pharmacol. 2022. PMID: 35355724

また、25〜45歳の健康な女性92人を、ツバメの巣の量が多いグループ、少ないグループ、対照グループの3つに分けて12週間比べた2025年のランダム化比較試験では、量が多いグループで、肌の水分量が22.14%、弾力が5.89%高まり、深いシワが18.47%減ったと報告されています。

参考:Yu S, et al. The antiaging effect of edible bird’s nest on the skin of healthy women: a randomized controlled trial. Food Sci Hum Wellness. 2025. DOI: 10.26599/FSHW.2025.9250818

ハリを支える仕組みの研究は?

紫外線を当てた毛のないマウスと人の皮膚の細胞を使った2021年の研究では、ツバメの巣の抽出物によって、コラーゲンを分解する酵素(MMP)に関わる流れがおさえられ、コラーゲンをつくる流れが活発になったと報告されています。ヒアルロン酸やセラミドをつくる働きも高まっていました。これは動物と細胞での研究で、人で同じ効果が確かめられたわけではありませんが、肌のハリを支えるコラーゲンに関わる働きとして注目されています。

参考:Kim OK, et al. Standardized Edible Bird’s Nest Extract Prevents UVB Irradiation-Mediated Oxidative Stress and Photoaging in the Skin. Antioxidants (Basel). 2021. PMID: 34573084

HESTIAPのツバメの巣ゼリーには、ツバメの巣エキスに加えて、パイナップル果実抽出物由来のセラミド、N-アセチルグルコサミン、ビタミンC、ビタミンEも配合されています。マンゴー味のスティックゼリーなので、毎日のケアに取り入れやすいのも特長です。なお、上で紹介した研究で使われたものとは、製品も量も同じではありません。

参考:ツバメの巣ゼリー HESTIAP 商品情報

ツバメの巣ゼリーを続けている方の声は?

顔のシワやハリのなさが気になりはじめた方から、こんな声をいただいています。


40代・Mさん

アラフィフになり、なんだかだんだん顔のシワやハリのなさを実感するようになり、悩みはじめた頃に、ツバメの巣ゼリーを薦めていただきました。

はじめは、効果がよく分からずにやめようかと悩みましたが、信じてもう少し続けてみることにしました。

(中略)

また、肌のキメが整ってきたのか、化粧のノリが格段にいい!! メイクするのが楽しくなってきました。(後略)


50代・Nさま

(前略)

10日ほどたったころからなんとなく肌の調子が良いカンジが…

乾燥が気にならなくなり化粧のりが良くなってきました。

肌にハリが出てきたのかしみ、くすみ等隠そう隠そうと厚化粧になってたのが薄化粧でも気にならなくなりました。(後略)


※上記は個人の感想です。すべての方に同じ変化や実感が生じることを示すものではありません。

体重の数字にとらわれず、紫外線対策や保湿に内側からのケアも加えてみたいと感じた方は、商品の詳しい内容をご覧ください。

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まとめ:体重の増減を繰り返すとシワ・たるみが増える?

体重の増減をくり返すだけでシワやたるみが増えるという確かな証拠は、現時点ではありません。23件の研究をまとめたレビューでも、くり返しの増減による体脂肪や筋肉、代謝への明らかな悪影響はほとんどみられませんでした。一方で、医療としての大幅な減量では、頬の中央部のボリュームが減り、首の皮膚がゆるむ傾向が報告されています。40代以降の顔の変化には、年齢による脂肪や骨の変化、紫外線なども重なるため、体重だけを原因と決めつける必要はありません。極端な食事制限は避け、体重の悩みが強いときは医師や管理栄養士に相談しながら、毎日の日焼け止めと保湿で、肌のハリを守っていきましょう。

※本記事は美容・健康に関する一般的な情報提供を目的としています。減量や食事制限をすすめるものではなく、診断・治療を目的とするものでもありません。体重の変化や体調に不安がある場合は、医師などの専門家にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q1.体重の増減をくり返すとシワは増えますか?

くり返すだけでシワが増えるとは言い切れません。一般的な体重の増減とシワの関係を長く追った研究は見当たらず、23件の研究をまとめたレビューでも、くり返しの増減による体脂肪や筋肉、代謝への明らかな悪影響はほとんどみられませんでした。顔の変化には年齢や紫外線なども関わります。
参考文献
Sanaya N, et al. The Physiological Effects of Weight-Cycling: A Review of Current Evidence. Curr Obes Rep. 2024. PMID: 38172475
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q2.大きく体重が減ると顔はたるみやすくなりますか?

大幅な減量では、たるみが目立つことがあると報告されています。医療としての大幅な減量後の顔の変化をまとめた系統的レビューでは、頬の中央部のボリューム減少と首の皮膚のゆるみが目立ち、見た目の年齢が高く評価される傾向がありました。一般的な体重の変化に同じことが起こるとは限りません。
参考文献
Jafar AB, et al. Soft Tissue Facial Changes Following Massive Weight Loss Secondary to Medical and Surgical Bariatric Interventions: A Systematic Review. Aesthet Surg J Open Forum. 2024. PMID: 39346804
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q3.40代以降は少しふっくらしているほうが若く見えますか?

一概にはそう言えません。双子186組の研究では40歳以降にBMIが高い側が若く見える傾向がありましたが、日本人女性の研究では体脂肪が多いほど頬の下や横のたるみが強い傾向もみられました。どちらも観察研究で、見た目のために体重を変える必要はありません。
参考文献
Guyuron B, et al. Factors contributing to the facial aging of identical twins. Plast Reconstr Surg. 2009. PMID: 19337100
Ezure T, et al. Sagging of the cheek is related to skin elasticity, fat mass and mimetic muscle function. Skin Res Technol. 2009. PMID: 19624426
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q4.体重が変わっても顔のシワを防ぐためにできることはありますか?

はい、毎日の紫外線対策が基本です。大人903人を約4年半追った試験では、日焼け止めを毎日塗ったグループで肌の老化の進み方が24%少なくなりました。体重の変化にかかわらず続けられるケアなので、頬から首まで毎朝塗る習慣をつけましょう。
参考文献
Hughes MC, et al. Sunscreen and prevention of skin aging: a randomized trial. Ann Intern Med. 2013. PMID: 23732711
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q5.ツバメの巣は顔のシワ対策に役立ちますか?

人での研究が進んでいます。40〜60歳の女性86人の試験では、ツバメの巣抽出物を12週間とったグループでシワの指標がプラセボより有意に改善しました。一方、水分量と弾力には差がありませんでした。体重の変化によるたるみを調べた研究はないため、紫外線対策や保湿に上乗せするケアと考えましょう。
参考文献
Kim HM, et al. Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study. Front Pharmacol. 2022. PMID: 35355724
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

著者情報

中西 政文(なかにし まさふみ)

乾燥肌・シワ研究チーム 代表

ツバメの巣研究所 所長

ATHENA株式会社 代表取締役(HESTIAP 代表)

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