PM2.5や排気ガスでシワが増える?40代女性が知っておきたい「大気汚染」と肌老化の関係

PM2.5や排気ガスなどの大気汚染は、酸化ストレスや炎症を通じて肌老化に関わると考えられ、シワとの関連も報告されていますが、因果関係はまだ研究の途中です。

この記事の要約

  • 結論:大気汚染とシワの関連は報告されているが、因果関係は未確定
  • 根拠:汚染の多い環境の女性ほど、シワやシミが多いという研究がある
  • 注意点:対策は紫外線対策・やさしい洗顔・保湿の基本ケアが土台

大気汚染と肌の関係が気になるのはなぜ?

「紫外線には気をつけているのに、最近シワが深くなった気がする」「毎日の通勤で交通量の多い道を歩くけれど、肌への影響はないのかな」。40代になると、これまでと同じお手入れをしていても、乾燥や細かなシワが気になりやすくなります。

ニュースでPM2.5の情報を目にすると、「肌にも悪いのでは?」と心配になる方もいるでしょう。とはいえ、空気そのものを自分で選ぶことはできません。だからこそ、何がわかっていて、何がまだわかっていないのかを知ったうえで、できる範囲の対策をとることが大切です。

この記事では、大気汚染とシワの関係を研究から確認し、「関連」と「原因」の違いにも注意しながら、40代から始めやすい対策を整理します。

PM2.5や排気ガスとは?

PM2.5は、大気中に浮かんでいる直径2.5μm(1μmは1mmの1000分の1)以下のとても小さな粒子のことで、髪の毛の太さの約30分の1の大きさです。工場や焼却炉、自動車、船、航空機などから直接出るもののほか、排気ガスなどに含まれる窒素酸化物などのガスが、空気中で変化してできるものもあります。

参考:環境省. 微小粒子状物質(PM2.5)に関するよくある質問(Q&A).(Webサイト)

自動車の排気ガスには、すす(黒い炭の粒)や二酸化窒素(NO₂)などが含まれます。また、オゾンのように、日差しを受けて空気中でできる汚染物質もあります。近年は、紫外線や大気汚染、喫煙など、一生のうちに肌が受ける外からの影響をまとめて「エクスポソーム」と呼び、肌老化との関係が研究されています。

大気汚染でシワが増えるのはなぜ?

「関連がある」と「原因である」はどう違う?

大気汚染と肌の研究を読むときに、まず知っておきたいのが「関連」と「因果(原因と結果)」の違いです。

大気汚染とシワの研究の多くは「疫学研究(えきがくけんきゅう)」と呼ばれるもので、汚染の多い場所に住む人と少ない場所に住む人の肌を比べ、「汚染が多いほどシワが多い傾向があるか」を調べます。年齢や喫煙、日光を浴びる時間などの影響を差し引いて分析しますが、それでも、調べきれなかった別の要因(住む地域の気候や生活習慣など)が結果に混ざる可能性は残ります。

そのため、疫学研究で「関連がある」とわかっても、それだけで「大気汚染がシワの原因だと証明された」とはいえません。一方、細胞や動物を使った実験では、汚染物質が肌の中でどんな変化を起こすかという「しくみ」を調べることができます。疫学研究と実験研究の両方の結果が同じ方向を示していることが、大気汚染が肌老化に関わると考えられている理由です。

疫学研究では何がわかっている?

代表的な研究として、ドイツの70〜80歳の白人女性400人を対象に、自宅周辺の交通由来の粒子やすすの量と、顔の老化のサインを比べた2010年の研究があります。すすや交通由来の粒子が一定量多いごとに、額や頬のシミ(色素斑)が約20%多いという関連がみられました。シワとの関連もみられましたが、シミに比べると弱いものでした。

参考:Vierkötter A, et al. Airborne particle exposure and extrinsic skin aging. J Invest Dermatol. 2010. PMID: 20664556

また、中国の30〜90歳の女性1,262人を対象にした2つの調査では、石炭などの固形燃料で料理をしている女性は、そうでない女性に比べて顔のシワが5〜8%重く、手の甲の細かいシワのリスクが74%高いという関連が報告されています。屋外だけでなく、室内の空気の汚れも肌老化に関わる可能性を示した研究です。

参考:Li M, et al. Epidemiological evidence that indoor air pollution from cooking with solid fuels accelerates skin aging in Chinese women. J Dermatol Sci. 2015. PMID: 26055797

さらに、ドイツの高齢者2集団(66〜84歳、合わせて約2,000人)を調べた研究では、オゾン濃度の高い日が多い地域に住む人ほど、顔の深いシワが多いという関連がみられ、この関連は紫外線や粒子状物質、二酸化窒素の影響とは別にみられました。

参考:Fuks KB, et al. Tropospheric ozone and skin aging: Results from two German cohort studies. Environ Int. 2019. PMID: 30641257

なお、ドイツと中国の女性を対象にした研究では、二酸化窒素が多いほど頬のシミが多いという関連が、アジア人女性でも確認されています。

参考:Hüls A, et al. Traffic-Related Air Pollution Contributes to Development of Facial Lentigines: Further Epidemiological Evidence from Caucasians and Asians. J Invest Dermatol. 2016. PMID: 26868871

いずれも「関連」を示す研究で、汚染物質を浴びた量とシワの増え方の因果関係を直接証明したものではありません。また、高齢の女性を対象にした研究が多い点にも注意が必要です。

肌の中では何が起こっている?

では、なぜ大気汚染が肌老化に関わると考えられているのでしょうか。疫学研究から細胞・皮膚モデルの実験までをまとめた2020年の系統的レビュー(多くの研究を決まった方法で集めて検討したもの)では、粒子状物質が肌のバリアを乱すこと、活性酸素を増やして「酸化ストレス」を起こすこと、炎症のスイッチを入れることが整理され、粒子状物質が多いほど肌老化が進むという関連もまとめられています。

参考:Dijkhoff IM, et al. Impact of airborne particulate matter on skin: a systematic review from epidemiology to in vitro studies. Part Fibre Toxicol. 2020. PMID: 32711561

酸化ストレスや炎症が続くと、コラーゲンを分解する酵素(MMP)の働きが高まり、肌のハリを支える土台が少しずつ弱まっていくと考えられています。酸化ストレスとシワの関係は酸化ストレスでシワは増える?で、炎症と肌老化の関係は慢性的な炎症で肌は老ける?でくわしく解説しています。

紫外線と大気汚染が重なるとどうなる?

実際の生活では、肌はPM2.5だけ、紫外線だけを別々に浴びるわけではありません。大気汚染と肌老化の研究をまとめたレビューでは、交通由来の粒子状物質、すす、二酸化窒素などと肌老化との関連が複数の集団で報告されていること、さらにオゾンや紫外線との組み合わせも研究されていることが整理されています。

参考:Schikowski T, Hüls A. Air Pollution and Skin Aging. Curr Environ Health Rep. 2020. PMID: 31927691

大気汚染は「単独でシワをつくる原因」というより、紫外線などと重なって肌に負担をかける外的要因のひとつと考えるのが適切です。紫外線とシワの関係は、紫外線でシワが増えるのはなぜ?もあわせてご覧ください。

研究を一覧にすると?

研究種類・対象わかったこと
交通由来粒子の研究(2010年)疫学:ドイツの70〜80歳女性400人粒子・すすが多いほどシミが約20%多い。シワとの関連はより弱い
室内の燃料の研究(2015年)疫学:中国の30〜90歳女性1,262人固形燃料での料理で顔のシワが5〜8%重い
オゾンの研究(2019年)疫学:ドイツの高齢者約2,000人オゾンの多い地域ほど深いシワが多い
粒子状物質の系統的レビュー(2020年)疫学〜細胞実験のまとめバリアの乱れ・酸化ストレス・炎症に関わる
日焼け止めの試験(2013年)ランダム化比較試験:55歳未満の大人903人毎日の日焼け止めで肌老化の進み方が24%少ない

40代の肌ではなぜ気をつけたい?

40代は、肌の水分を保つ力や弾力に関わる変化が少しずつ重なってくる時期です。そこへ紫外線、乾燥、睡眠不足、喫煙、大気汚染などの外からのストレスが加わると、肌の「回復する力」より「受ける負担」のほうが大きくなりやすいと考えられます。

ただし、大気汚染とシワに関する研究の多くは高齢の女性を対象にしており、40代女性だけを長く追いかけた研究は十分ではありません。そのため、「40代は特にPM2.5の影響が大きい」と断定することはできません。シワは長い年月の積み重ねで目立ってくるものなので、今から外からの負担を減らしておくことに意味がある、と考えるのが現実的です。

大気汚染による肌の負担はどう減らす?

大気汚染は、自分の力でゼロにすることはできません。特別な「抗PM2.5化粧品」だけに頼るのではなく、根拠のしっかりした対策と、理屈としては妥当でも直接のデータがまだ少ない対策を分けて考えましょう。

まず紫外線対策を続けるべき?

大気汚染と紫外線は同時に肌に作用するため、外からの肌老化を減らすうえで、毎日の紫外線対策は欠かせません。オーストラリアで55歳未満の大人903人を対象にしたランダム化比較試験では、広い範囲を防ぐ日焼け止めを毎日塗ったグループは、自分の判断で塗ったグループに比べ、約4年半の肌老化の進み方が24%少ないという結果でした。

参考:Hughes MC, et al. Sunscreen and prevention of skin aging: a randomized trial. Ann Intern Med. 2013. PMID: 23732711

これは大気汚染対策そのものを調べた試験ではありませんが、外からの肌老化を防ぐ方法として、人で確かめられた数少ない対策のひとつです。

帰宅後の洗顔はどうする?

大気中の粒子は、肌の表面に付着すると考えられます。帰宅後や夜には、メイクや皮脂といっしょに、いつものクレンジングや洗顔でやさしく落としましょう。ただし、「何度も洗えばシワを防げる」と確かめた研究はありません。ゴシゴシこすったり、1日に何度も洗ったりすると、かえって肌のバリアを傷めることがあります。ぬるま湯で、泡でなでるように洗うのが基本です。洗い方の見直しは、洗顔とメイクで乾燥肌になる?も参考にしてください。

保湿はなぜ大切?

粒子状物質は肌のバリアの乱れと関わることが、先ほどの系統的レビューで整理されています。洗顔後は、セラミドなどを含む保湿剤で、乾燥して刺激を受けやすい状態を避けましょう。保湿だけで大気汚染によるシワを防げると証明されたわけではありませんが、バリアを守るという点で理にかなったケアです。

抗酸化成分は役立つ?

ビタミンCやビタミンEなど、抗酸化成分(酸化をおさえる成分)を含む塗る製品は、環境による肌のダメージへの対策として研究されています。

参考:Burke KE. Mechanisms of aging and development-A new understanding of environmental damage to the skin and prevention with topical antioxidants. Mech Ageing Dev. 2018. PMID: 29287765

ただし、製品ごとに濃度や安定性が違うため、「抗酸化化粧品なら何でもPM2.5によるシワを防げる」とまではいえません。食事では野菜や果物を意識してとるなど、無理のない範囲で取り入れ、紫外線対策と保湿を土台にしましょう。

汚染の多い日はどう過ごす?

環境省は、PM2.5の濃度が高い日には、屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ減らすこと、窓の開け閉めや換気を必要最小限にすることなどをすすめています。

参考:環境省. 微小粒子状物質(PM2.5)に関するよくある質問(Q&A).(Webサイト)

これは主に呼吸器などの健康を守るための目安で、肌老化を防ぐと確かめられたものではありません。それでも、汚染の多い日に交通量の多い道で長く過ごすのを避けるなど、肌が汚染物質にふれる時間を減らす工夫は合理的と考えられます。また、喫煙は室内のPM2.5を大きく増やすとされています。タバコと肌の関係は喫煙でシワが増えるのはなぜ?でくわしく紹介しています。

今日からの対策をまとめると?

タイミング対策根拠の強さ
毎朝保湿のあとに日焼け止め人での試験あり(肌老化の進み方が少ない)
帰宅後・夜やさしくクレンジング・洗顔理屈として妥当。洗いすぎは逆効果
洗顔後セラミドなどで保湿バリアを守る点で妥当
日々の食事・ケア抗酸化成分を無理なく取り入れる研究はあるが製品差が大きい
汚染の多い日交通量の多い道で長く過ごさない肌への直接の根拠は限られる

PR ツバメの巣・ツバメの巣ゼリーのご紹介

大気汚染が気になる肌にツバメの巣はどう役立つ?

ここまでの対策は、「肌に届く外からのストレスを減らす」ことが中心でした。そのうえで、「酸化ストレスやコラーゲンの分解に負けない肌を、内側からも支えたい」と考える方に知っていただきたいのが、食用のツバメの巣です。PM2.5とツバメの巣の関係を直接調べた研究はまだありませんが、大気汚染と共通する「酸化ストレス」や「コラーゲンの分解」に関わる研究が行われています。

酸化ストレスやコラーゲンとの関係は?

2021年の韓国の研究では、紫外線(UVB)を当てた毛のないマウスと人の皮膚の細胞を使って、標準化したツバメの巣の抽出物の働きを調べました。その結果、酸化ストレスがおさえられ、コラーゲンを分解する酵素(MMP)に関わる流れがおさえられ、コラーゲンをつくる流れが活発になったと報告されています。肌の水分量や、ヒアルロン酸・セラミドをつくる働きも高まっていました。

参考:Kim OK, et al. Standardized Edible Bird’s Nest Extract Prevents UVB Irradiation-Mediated Oxidative Stress and Photoaging in the Skin. Antioxidants (Basel). 2021. PMID: 34573084

これは紫外線を使った動物と細胞の研究で、人で、また大気汚染で同じ効果があると確かめたものではありません。それでも、外からの刺激による肌老化の大きな流れに関わる働きが報告されている点は注目されます。

人でのシワの研究は?

人を対象にした研究もあります。2022年の韓国のランダム化二重盲検プラセボ対照試験では、40〜60歳の女性(解析対象86人)がツバメの巣抽出物またはプラセボを1日1回、12週間とり、ツバメの巣のグループでシワの指標がプラセボより有意に改善しました。なお、肌の水分量と弾力には、グループ間で有意な差はみられませんでした。

参考:Kim HM, et al. Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study. Front Pharmacol. 2022. PMID: 35355724

また、25〜45歳の健康な女性92人を高用量・低用量・対照の3つのグループに分けて12週間比べた研究では、高用量のグループで肌の水分量が22.14%、弾力が5.89%増え、深いシワが18.47%減ったと報告されています。

参考:Yu S, et al. The antiaging effect of edible bird’s nest on the skin of healthy women: a randomized controlled trial. Food Sci Hum Wellness. 2025. DOI: 10.26599/FSHW.2025.9250818

ツバメの巣ゼリーには何が入っている?

HESTIAPのツバメの巣ゼリーには、ツバメの巣エキスに加えて、パイナップル果実抽出物由来のセラミド、N-アセチルグルコサミン、ビタミンC、ビタミンEが配合されています。マンゴー味のスティックゼリーなので、毎日の習慣にしやすいのも特長です。

参考:ツバメの巣ゼリー HESTIAP 商品情報

日焼け止めや洗顔、保湿の代わりになるものではありませんが、毎日の基本ケアに「内側からのケア」を上乗せしたい方の選択肢のひとつです。

ツバメの巣ゼリーを続けている方の声は?

シワやハリが気になり始めた方から、こんな声をいただいています。


40代・Mさん

アラフィフになり、なんだかだんだん顔のシワやハリのなさを実感するようになり、悩みはじめた頃に、ツバメの巣ゼリーを薦めていただきました。

はじめは、効果がよく分からずにやめようかと悩みましたが、信じてもう少し続けてみることにしました。

(中略)

また、肌のキメが整ってきたのか、化粧のノリが格段にいい!! メイクするのが楽しくなってきました。(後略)


50代・Nさま

(前略)

年を重ねるごとに増える肌の悩み…美容部員さんに勧められた高価なパックや美容液も効果は薄く気分は↓↓

(中略)

肌にハリが出てきたのかしみ、くすみ等隠そう隠そうと厚化粧になってたのが薄化粧でも気にならなくなりました。(後略)


※上記は個人の感想です。すべての方に同じ変化や実感が生じることを示すものではありません。

紫外線対策・やさしい洗顔・保湿に加えて、内側からのケアも取り入れてみたいと感じた方は、商品の詳しい内容をご覧ください。

▶ HESTIAP ツバメの巣ゼリーの詳細はこちら(※広告です)

まとめ:PM2.5や排気ガスでシワが増える?

PM2.5や排気ガスなどの大気汚染は、酸化ストレスや炎症を通じて肌老化に関わると考えられ、シワとの関連も報告されています。ドイツや中国の疫学研究では、汚染の多い環境で暮らす女性ほどシワやシミが多い傾向がみられました。ただし、これらは「関連」を示したもので、大気汚染がどれだけシワを増やすかという因果関係は、まだはっきりしていません。空気を選ぶことはできなくても、毎朝の日焼け止め、帰宅後のやさしい洗顔、丁寧な保湿といった基本ケアで、肌への負担は減らせます。40代の今から、外からのダメージを積み重ねない習慣を続けていきましょう。

※本記事は美容・健康に関する一般的な情報提供を目的としています。皮膚症状の診断・治療を目的とするものではありません。強い赤み、痛み、かゆみ、湿疹などが続く場合は医療機関にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q1.PM2.5を浴びると必ずシワが増えるのですか?

いいえ、必ず増えるとはいえません。大気汚染と肌老化の関連は複数の研究で報告されていますが、シワは紫外線、年齢、喫煙、乾燥など多くの要因が重なってできるものです。大気汚染は、そのうちのひとつの外的要因と考えるのが適切です。
参考文献
Schikowski T, Hüls A. Air Pollution and Skin Aging. Curr Environ Health Rep. 2020. PMID: 31927691
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q2.排気ガスの多い道路を歩くだけでも肌に影響しますか?

長い年月の影響としては可能性があります。ドイツの70〜80歳の女性400人の研究では、自宅周辺の交通由来の粒子やすすが多いほど、顔のシミが多く、シワとの関連も弱いながらみられました。ただし、短時間歩くだけでシワが増えるとは断定できません。
参考文献
Vierkötter A, et al. Airborne particle exposure and extrinsic skin aging. J Invest Dermatol. 2010. PMID: 20664556
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q3.室内の空気の汚れも肌に関係しますか?

関係する可能性があります。中国の30〜90歳の女性1,262人の調査では、石炭などの固形燃料で料理をしている女性ほど、顔のシワが5〜8%重いという関連がみられました。ただし関連を示した研究で、日本の一般的な家庭にそのまま当てはまるとは限りません。
参考文献
Li M, et al. Epidemiological evidence that indoor air pollution from cooking with solid fuels accelerates skin aging in Chinese women. J Dermatol Sci. 2015. PMID: 26055797
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q4.大気汚染対策にも日焼け止めは必要ですか?

はい、毎日の日焼け止めは大切です。紫外線と大気汚染は同時に肌に作用します。大人903人のランダム化比較試験では、日焼け止めを毎日塗ったグループで、約4年半の肌老化の進み方が24%少なくなりました。大気汚染そのものの試験ではありませんが、外からの肌老化対策の土台になります。
参考文献
Hughes MC, et al. Sunscreen and prevention of skin aging: a randomized trial. Ann Intern Med. 2013. PMID: 23732711
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q5.ツバメの巣は大気汚染によるシワ対策に役立ちますか?

大気汚染との関係を直接調べた研究はまだありませんが、シワについては人での研究が積み重ねられています。40〜60歳の女性86人を対象にしたプラセボ対照試験では、12週間でシワの指標がプラセボより有意に改善しました。日焼け止めや保湿に上乗せする内側からのケアとして考えましょう。
参考文献
Kim HM, et al. Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study. Front Pharmacol. 2022. PMID: 35355724
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

著者情報

中西 政文(なかにし まさふみ)

乾燥肌・シワ研究チーム 代表

ツバメの巣研究所 所長

ATHENA株式会社 代表取締役(HESTIAP 代表)

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です