無添加・オーガニック化粧品なら乾燥肌にもやさしい?「自然由来=低刺激」は本当か

無添加・オーガニック化粧品だからといって、乾燥肌にやさしいとは限りません。植物エキスや精油でもかぶれることがあり、表示より中身と肌との相性で選ぶことが大切です。

この記事の要約

  • 結論:「無添加」「自然由来」の表示だけで低刺激とはいえない
  • 根拠:植物由来成分や精油でも接触アレルギーが報告されている
  • 注意点:表示より全成分と肌の反応を確かめて選ぶ

「自然なものなら肌にやさしいはず」と思っていませんか?

40代、50代になると、以前は平気だった化粧水がしみたり、季節の変わり目に頬がカサついてヒリヒリしたりすることが増えてきます。「もう少し刺激の少ないものにしたい」と化粧品を探しはじめたとき、店頭やSNSで目に入るのが「無添加」「オーガニック」「植物由来」といった言葉です。

「余計なものが入っていない」「自然の力で育てた」と聞くと、それだけで肌にもやさしそうに感じますよね。乾燥や肌あれに悩んでいるときほど、「せめて肌に悪いものは避けたい」という気持ちから、こうした表示を頼りにしたくなるのは自然なことです。

ところが、「オーガニックに変えたのに、かえって赤くなった」「植物エキスたっぷりの美容液でかゆみが出た」という経験をする方もいます。せっかく肌を思って選んだのに、どうして合わなかったのか、とがっかりしてしまいます。

この記事では、「無添加・オーガニック化粧品なら乾燥肌にもやさしいのか」という疑問を、公的機関や業界団体の情報、研究から確かめ、乾燥肌の方が化粧品を選ぶときに本当に見ておきたいポイントを整理します。

無添加・オーガニック化粧品なら乾燥肌にやさしい?

結論からお伝えすると、「無添加」「オーガニック」「自然由来」という表示だけで、乾燥肌にやさしい(低刺激な)化粧品だと判断することはできません。

理由は大きく2つあります。1つめは、これらの言葉が「肌への刺激の少なさ」を示す基準ではないことです。「無添加」は何かを入れていないことを、「オーガニック」や「自然由来」は原料がどこから来たかを表す言葉で、肌に合うかどうかを保証するものではありません。

2つめは、植物エキスや精油(エッセンシャルオイル:植物の香り成分を濃縮した油)など、自然由来の成分でも接触皮膚炎(かぶれ)が起こることが、研究で報告されていることです。

もちろん、無添加やオーガニックの化粧品が悪いというわけではありません。自分の肌に合い、気持ちよく使えているなら、それはよい選択です。大切なのは、「自然か合成か」という二択ではなく、「実際に何が入っているか」「刺激になりやすい成分があるか」「自分の肌で問題なく使えるか」を見ることです。

なぜ「自然由来=低刺激」とはいえない?

「無添加」には決まった意味がある?

「無添加」という言葉には、すべての化粧品に共通する決まった意味はありません。2001年3月までは、国が指定した102種類の「表示指定成分」を含まないことを「無添加」と呼ぶことが多かったのですが、2001年4月に配合成分をすべて表示する「全成分表示」が始まり、その基準はなくなったと説明されています。

参考:稲留万希子. 化粧品で“無添加”など、成分が使われていない旨を伝えるための5つの注意点. ネットショップ担当者フォーラム. 2014.(Webサイト)

参考:美的.com. 化粧品は「無添加」や「オーガニック」を選べば安心、安全?専門家に真相を直撃! 2022.(Webサイト)

そのため、ある製品は「香料無添加」、別の製品は「防腐剤無添加」というように、何を入れていないかは製品ごとに違います。日本化粧品工業会の広告ガイドラインでも、「無添加」と表現する場合は添加していない成分を明示すること、それが保証的な表現や他社を悪くいう表現にならないことが求められています。

参考:日本化粧品工業会. 化粧品等の適正広告ガイドライン 2020年版(説明資料).(Webサイト)

ある成分が入っていないことと、製品全体が自分の肌に低刺激であることは、別の話です。

「オーガニック」「自然由来」は安全性の基準?

日本では、ISO 16128という国際規格をもとにした「自然指数」「自然由来指数」「オーガニック指数」「オーガニック由来指数」という表示があります。ただし日本化粧品工業会は、これらの指数は自然・オーガニック化粧品の安全性や品質を決めるものではないと明記しています。指数は原料の由来や加工の仕方を表すもので、肌への刺激の少なさを点数にしたものではないということです。

参考:日本化粧品工業会. 自然オーガニック指数表示.(Webサイト)

米国食品医薬品局(FDA)も、化粧品の「オーガニック」という言葉は法律や規則で定義されていないとしたうえで、「原料の由来が安全性を決めるわけではない」「多くの植物は、有機栽培かどうかにかかわらず、毒性やアレルギーを起こす物質を含むことがある」と説明しています。

参考:U.S. Food and Drug Administration. “Organic” Cosmetics.(Webサイト)

これは米国の制度での説明ですが、日本で化粧品を選ぶときにも参考になります。

植物エキスや精油でもかぶれる?

はい、かぶれることがあります。イタリアの皮膚科施設が共同で行った研究では、2,661人の患者さんに植物由来の塗る製品の使用状況をたずねたところ、48%(1,274人)が使っており、そのうち11%(139人)が肌トラブルを経験していました。植物成分のパッチテスト(皮膚にごく少量を貼ってかぶれを調べる検査)では、検査を受けた122人のうち16%に陽性反応があり、多かった原因はプロポリス、キク科植物のエキス、ティーツリーオイルでした。研究者らは、自然由来の製品でも接触アレルギーは起こると結論づけています。

参考:Corazza M, et al. Topical botanically derived products: use, skin reactions, and usefulness of patch tests. A multicentre Italian study. Contact Dermatitis. 2014. DOI: 10.1111/cod.12124

精油についても、2016年のレビューでは、80種類近くの精油が接触アレルギーを起こしたと報告されており、オレンジ、ティーツリー、イランイラン、サンダルウッド、クローブなどでは、かぶれが疑われて検査を受けた人の2%を超える陽性反応がみられたとまとめられています。

参考:de Groot AC, Schmidt E. Essential Oils, Part IV: Contact Allergy. Dermatitis. 2016. PMID: 27427818

また、化粧品によるかぶれをまとめたレビューでは、香料が化粧品アレルギーの主な原因のひとつであり、天然成分を含むすべての成分がアレルギーの原因になりうるとされています。2024年の香料アレルギーのレビューでも、香料には植物由来の複雑な混合物として含まれるものもあることが整理されています。

参考:González-Muñoz P, et al. Allergic contact dermatitis caused by cosmetic products. Actas Dermosifiliogr. 2014. PMID: 24656778

参考:Sukakul T, et al. Fragrance Contact Allergy – A Review Focusing on Patch Testing. Acta Derm Venereol. 2024. PMID: 39140486

化粧品によるかぶれがあった患者さんを調べた研究でも、植物エキスへの接触アレルギーが確認され、香料にアレルギーがある人は植物エキスを含む製品も避けたほうがよいと提案されています。植物エキスは香料とは別に表示されることが多いため、「香料」の文字がなくても、植物エキスや精油として香りの成分が入っていることがあると考えられます。

参考:Thomson KF, Wilkinson SM. Allergic contact dermatitis to plant extracts in patients with cosmetic dermatitis. Br J Dermatol. 2000. PMID: 10651699

これらは「植物成分は危険」という意味ではありません。多くの人は問題なく使えています。ただ、「植物由来だからかぶれない」とはいえない、ということです。

研究や情報を一覧にすると?

情報源種類わかったこと
日本化粧品工業会(広告ガイドライン)業界の自主基準「無添加」は何を入れていないかを明示する必要がある
日本化粧品工業会(自然・オーガニック指数)業界団体の情報指数は安全性や品質を決めるものではない
米国FDA公的機関の情報原料の由来は安全性を決めない。植物にもアレルギーの原因物質がある
イタリアの多施設研究(2014年)患者2,661人の調査と検査植物由来製品の使用者の11%に肌トラブル、検査で16%が陽性
精油のレビュー(2016年)研究のまとめ80種類近くの精油で接触アレルギーの報告

「自然由来ならやさしい」と思われやすいのはなぜ?

「天然=安心」というイメージはどこから来る?

「自然」「植物」「オーガニック」という言葉には、「人工的ではない」「昔から使われてきた」「環境にやさしい」といった、よいイメージがあります。そのイメージが、いつのまにか「肌にもやさしい」「刺激が少ない」という印象に広がっていくのだと考えられます。これは研究で確かめられたことではなく、私たちの一つの見方です。

一方で、「自然由来の成分のほうが、合成の成分より肌への刺激が少ない」と、すべての成分について比べて示した研究は、私たちが調べた範囲では見当たりませんでした。成分によって刺激の起こりやすさはさまざまで、「天然か合成か」という大きな分け方では判断できない、と考えるのが今わかっていることに近い理解です。

「防腐剤や合成成分は肌に悪い」は本当?

「防腐剤無添加」をうたう製品を選ぶ方も多いでしょう。たしかに、防腐剤の一部は香料と並んで化粧品のかぶれの原因になることがあると報告されています。そのため、防腐剤でかぶれたことがある方が、その成分を避けるのは理にかなっています。

参考:Hamilton T, de Gannes GC. Allergic contact dermatitis to preservatives and fragrances in cosmetics. Skin Therapy Lett. 2011. PMID: 21611680

ただし、水分を多く含む化粧品は、開けたあとに雑菌が増えないよう、何らかの方法で品質を保つ工夫が必要です。「防腐剤が入っている=肌に悪い」「入っていない=やさしい」と一律に決めるのではなく、自分が過去に反応した成分かどうかで判断するのがよいと考えられます。

自然由来でも保湿に役立つ成分はある?

もちろんあります。たとえば、軽度から中等度の乾燥肌の34人を対象にしたランダム化二重盲検試験では、バージンココナッツオイルとミネラルオイル(鉱物油)のどちらを塗っても肌の水分量などが改善し、効果は同じくらいでした。

参考:Agero AL, Verallo-Rowell VM. A randomized double-blind controlled trial comparing extra virgin coconut oil with mineral oil as a moisturizer for mild to moderate xerosis. Dermatitis. 2004. PMID: 15724344

この結果は、「天然だから効く」「合成だからだめ」ではなく、成分ごとに働きを見る必要があることを示しています。「植物由来レチノール」と呼ばれる成分のように、植物由来でも使い方に注意が必要なものもあります。くわしくはバクチオールはシワに効果がある?で解説しています。

乾燥肌にやさしい化粧品はどう選べばいい?

根拠のある保湿のポイントは?

表示のイメージを追いかけるより、乾燥肌では「自分に合う保湿剤を毎日続けること」に、しっかりした根拠があります。中等度から重度の乾燥肌の80人を対象にしたランダム化二重盲検試験では、6種類の保湿剤を1日2回、4週間使ったところ、どの製品でも乾燥の症状と肌の測定値が有意に改善しました。製品どうしにはっきりした優劣はなく、研究者らは「規則正しく続けて使うこと」が大切だと結論づけています。

参考:Shim JH, et al. Moisturizers are effective in the treatment of xerosis irrespectively from their particular formulation: results from a prospective, randomized, double-blind controlled trial. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2016. PMID: 26563519

また、平均年齢およそ55歳の乾燥肌の24人を対象に、左右で塗り分けて比べた試験では、セラミドを配合した保湿クリームを28日間塗った側で、水分量や肌から逃げる水分の量(TEWL)などが改善したと報告されています。特定の製品の結果ですが、年齢を重ねた乾燥肌では、バリアを支える成分を意識した保湿が選択肢になると考えられます。

参考:Lueangarun S, et al. The 24-hr, 28-day, and 7-day post-moisturizing efficacy of ceramides 1, 3, 6-II containing moisturizing cream compared with hydrophilic cream on skin dryness and barrier disruption in senile xerosis treatment. Dermatol Ther. 2019. PMID: 31585489

セラミドの働きについては、セラミドとは?でくわしく紹介しています。

米国皮膚科学会(AAD)も、乾燥肌には香料を含まない(fragrance-free)製品を選び、ローションよりクリームや軟膏を使い、入浴後すぐに保湿することをすすめています。

参考:American Academy of Dermatology. Dermatologists’ top tips for relieving dry skin.(Webサイト)

選ぶときのチェックポイントは?

「無添加」「オーガニック」という大きな文字だけで決めず、次の表のように見ていくと迷いにくくなります。

見るところチェックすることポイント
「無添加」の表示何が無添加なのか「〇〇無添加」の〇〇が自分の避けたい成分かを確認
全成分表示過去に赤みやかゆみが出た成分植物エキス・精油も含めて確認する
香りの有無香料・精油が入っているか刺激を感じやすい方は香料を含まないものを候補に
剤形化粧水だけで足りているか乾燥が強いならクリームなど油分のあるものを重ねる
使い始め肌の反応狭い範囲から試し、異常があれば中止

化粧水と乳液・クリームの役割の違いは、化粧水だけでも乾燥肌は保湿できる?もあわせてご覧ください。

新しい化粧品はどう試せばいい?

乾燥してバリアが弱っている肌は、ふだんより刺激を感じやすい状態です。新しい化粧品を使うときは、次のような順番で様子を見ると安心です。

  • いきなり顔全体に使わず、あごの下や耳のうしろなど狭い範囲で数日試す
  • 一度に何種類も新しいものを増やさず、1つずつ試す
  • しみる、ヒリヒリする、赤くなるときはすぐに使うのをやめる
  • 強い赤み、腫れ、かゆみ、湿疹が続く場合は皮膚科で相談する

かぶれの原因を調べるには、皮膚科で行うパッチテストが基本の検査とされています。自己判断で「天然成分なら大丈夫」と別の製品に替え続けると、同じ原因成分に何度も触れてしまうこともあります。

敏感になっているときのケアについては、敏感肌と乾燥肌は同じ?も参考にしてください。

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内側からのうるおいケアに、ツバメの巣はどう役立つ?

化粧品選びで大切なのは、「表示のイメージ」ではなく「中身と根拠」で判断することでした。同じ考え方で、肌の内側からうるおいを支えたい方に知っていただきたいのが、食用のツバメの巣です。化粧品の選び方との関係を調べた研究はまだありませんが、肌のうるおいやシワについては、人を対象にした研究が積み重ねられています。

人での研究は?

2026年に報告された研究では、25〜50歳の健康な大人70人を、ツバメの巣を毎日食べるグループと、ふだん通りの食事のグループに無作為に分け、90日間比べました(69人が完了)。その結果、ツバメの巣のグループで角層の水分量、肌の弾力、つやが改善し、肌の奥のコラーゲンの密度を示す指標もよくなったと報告されています。この研究は、肌を測る人がグループを知らない形で行われましたが、偽物の食品(プラセボ)は使われておらず、ツバメの巣の企業が資金を提供しています。

参考:Zhang W, et al. Dietary edible bird’s nest improves skin hydration by upregulating EGFR-AQP5 pathway. J Funct Foods. 2026.

また、40〜60歳の韓国の女性を対象にしたランダム化二重盲検プラセボ対照試験(解析86人)では、ツバメの巣抽出物を1日1回12週間とったグループで、シワの指標がプラセボより有意に改善しました。一方で、肌の水分量と弾力には、グループ間で有意な差はみられませんでした。重い副作用は報告されていません。

参考:Kim HM, et al. Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study. Front Pharmacol. 2022. PMID: 35355724

肌のバリアに関わる研究は?

人の皮膚の細胞を使った2021年の研究では、ツバメの巣の成分を加えると、角層のうるおいとバリアに欠かせないたんぱく質「フィラグリン」が増えたと報告されています。フィラグリンは、角層の中で水分を抱える天然保湿因子のもとになる成分です。

参考:Lai QWS, et al. Edible Bird’s Nest, an Asian Health Food Supplement, Possesses Moisturizing Effect by Regulating Expression of Filaggrin in Skin Keratinocyte. Front Pharmacol. 2021. PMID: 34354585

これは細胞での実験で、食べた人の肌で同じことが起こると確かめたものではありません。研究によって結果が異なる点も含めて、自分に合う保湿ケアに「上乗せ」する内側からのケアとして考えるのがよいでしょう。

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年を重ねるごとに増える肌の悩み…美容部員さんに勧められた高価なパックや美容液も効果は薄く気分は↓↓

(中略)

乾燥が気にならなくなり化粧のりが良くなってきました。

(中略)

体の中からのケアって大事なんだと”ツバメの巣”効果絶大だと実感しました。今は高価なパックなど使用せず”うるおい肌”持続中です。


50代・Yさま

(前略)

かなりの乾燥肌で化粧品も高価な物を数種類使い、なおかつ技を使ってごまかして来ましたが、1週間を過ぎた頃肌がふっくらつるっとしているのを感じました。(後略)


※上記は個人の感想です。すべての方に同じ変化や実感が生じることを示すものではありません。

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まとめ:無添加・オーガニック化粧品なら乾燥肌にもやさしい?

無添加・オーガニック化粧品だからといって、乾燥肌にやさしいとは限りません。「無添加」は何かを入れていないことを示すだけで、何が無添加かは製品ごとに違います。「オーガニック」「自然由来」の表示も原料の由来を表すもので、日本化粧品工業会や米国FDAは、それが安全性や肌へのやさしさを決めるものではないと説明しています。実際に、植物由来の製品や精油でも接触アレルギーが報告されています。乾燥肌の化粧品選びでは、「自然か合成か」より、全成分を確かめて過去に反応した成分や香料を避け、自分に合う保湿剤を毎日続けることが大切です。新しい製品は狭い範囲から試し、赤みやかゆみが続くときは皮膚科で原因を調べてもらいましょう。

※本記事は美容・健康に関する一般的な情報提供を目的としています。皮膚症状の診断・治療を目的とするものではありません。強い赤み、痛み、かゆみ、湿疹などが続く場合は医療機関にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q1.オーガニック化粧品なら敏感な乾燥肌にも安全ですか?

必ず安全とはいえません。日本化粧品工業会は、自然・オーガニック指数は安全性や品質を決めるものではないとしています。米国FDAも、原料の由来は安全性を決めず、植物にもアレルギーの原因物質が含まれることがあると説明しています。成分と肌の反応で判断しましょう。
参考文献
日本化粧品工業会. 自然オーガニック指数表示.(Webサイト)
U.S. Food and Drug Administration. “Organic” Cosmetics.(Webサイト)
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q2.「無添加」と書いてあれば低刺激ですか?

低刺激とは限りません。「無添加」は何かを入れていないことを示す言葉で、業界のガイドラインでも、添加していない成分を明示することが求められています。何が無添加かは製品ごとに違うため、全成分表示と、過去に刺激を感じた成分が入っていないかを確認しましょう。
参考文献
日本化粧品工業会. 化粧品等の適正広告ガイドライン 2020年版(説明資料).(Webサイト)
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q3.植物エキスや精油でもかぶれることはありますか?

はい、あります。イタリアの研究では、植物由来の製品を使っていた人の11%が肌トラブルを経験し、検査ではプロポリスやキク科植物、ティーツリーオイルが多い原因でした。精油のレビューでも80種類近くで接触アレルギーが報告されています。
参考文献
Corazza M, et al. Topical botanically derived products: use, skin reactions, and usefulness of patch tests. A multicentre Italian study. Contact Dermatitis. 2014. DOI: 10.1111/cod.12124
de Groot AC, Schmidt E. Essential Oils, Part IV: Contact Allergy. Dermatitis. 2016. PMID: 27427818
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q4.乾燥肌にはどんな保湿剤を選べばよいですか?

自分に合う保湿剤を毎日続けることが基本です。乾燥肌の80人の試験では、6種類の保湿剤のどれでも4週間で症状が改善し、製品間にはっきりした差はありませんでした。米国皮膚科学会は、香料を含まないクリームや軟膏をすすめています。
参考文献
Shim JH, et al. Moisturizers are effective in the treatment of xerosis irrespectively from their particular formulation: results from a prospective, randomized, double-blind controlled trial. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2016. PMID: 26563519
American Academy of Dermatology. Dermatologists’ top tips for relieving dry skin.(Webサイト)
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

Q5.ツバメの巣は乾燥肌のうるおいケアに役立ちますか?

人での研究が進んでいる段階です。健康な大人70人の90日間の研究では、角層の水分量などが改善しましたが、プラセボは使われておらず企業の資金提供があります。40〜60歳の女性の試験では、シワの指標は改善した一方、水分量に差はありませんでした。保湿に上乗せするケアと考えましょう。
参考文献
Zhang W, et al. Dietary edible bird’s nest improves skin hydration by upregulating EGFR-AQP5 pathway. J Funct Foods. 2026.
Kim HM, et al. Anti-Wrinkle Efficacy of Edible Bird’s Nest Extract: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Comparative Study. Front Pharmacol. 2022. PMID: 35355724
2026/11/06 乾燥肌・シワお悩み解決 中西 政文

著者情報

中西 政文(なかにし まさふみ)

乾燥肌・シワ研究チーム 代表

ツバメの巣研究所 所長

ATHENA株式会社 代表取締役(HESTIAP 代表)

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